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健康増進

いい油と悪い油のお話①

STEPエクササイズで明日の元気をチャージするインストラクターの新城めぐみです。今日は『油』のお話です。
『油』ってなんとなく身体に良くなさそうだし、カロリーも高そうだからあまり摂らない方が良いような感じがする方多いのではないでしょうか?最近では、アマニ油、エゴマ油は身体に良いと聞いたりして、そういうのを選ぶようにしているけれど、同じ油なのになにが違うの?と疑問に思ったまま。。。なんていう方もいるのではないでしょうか?ですが、人間の体に不可欠な「三大栄養素」のうちに一つに含まれています。

そもそも『油』って?『油』は水に溶けない性質を持っていて「グリセリン」という物質に「脂肪酸」というものがくっついて出来ています。この脂肪酸の違いで、性質や体内での働きが変わってくるのだそうです!!
では、「脂肪酸」とは?
脂肪酸には、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸の4種類があります。そして、脂肪酸の中には、人間の身体の中で作る事の出来る脂肪酸と出来ない脂肪酸があります。体の中で作ることが出来ない脂肪酸は、食べ物から摂取しなくてはならず、それを『必須脂肪酸』といいます。

『必須脂肪酸』は多価不飽和脂肪酸で、オメガ3とオメガ6の2種類があります。オメガ3には、アマニ油やエゴマ油に多く含まれるα‐リノレン酸や青魚に多く含まれるEPAやDHAなどがあります。オメガ6にはコーン油、大豆油などに含まれるリノール酸やアラキド酸などがあります。
日本人の食事では、オメガ6の脂肪酸は過剰摂取の傾向にあって、オメガ3の脂肪酸は不足している傾向にあるようです。

ここまでの説明でどのような油を摂ればよいか何となくわかってきたかもしれませんが、具体的に身体に良い油と悪い油ってなにかというと、
『不飽和脂肪酸』は身体に良い油。『飽和脂肪酸』『トランス酸』は身体に悪い油です。
前に書いた、エゴマ油、アマニ油、青魚の油、オリーブ油、菜種油、ごま油、大豆油などは身体に良い油で、特にオメガ3が豊富に含まれているアマニ油やエゴマ油はとても身体に良い油です。しかし、熱に弱いのでサラダやドレッシングに使ったりスープの仕上げに垂らしたりして使うのがお勧めです!!

『油』は人間の身体を作るのい大切な栄養の1つです。出来るだけ身体に良い油をつかって元気に過ごしたいですね!

ABOUT ME
新城 めぐみ
STEP台という小さな四角い箱に出会って15年。無限に広がる動きのバリエーションや、それを必死で追いかける時間、気持ちよく動けた時の達成感や、汗をたっぷりかいた爽快感。そんな時間を皆さんとも共有し、明日への元気に繋がるひと時を過ごしたいと思います。