快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
人生100年時代ですが、いつかその日がくる日まで、健康で自分のことを自分でできるのが理想です。
また、元気に働いたり、好きなところへ出かけたり、おいしく食べることができたり、よく寝たりと。これらも健康であるからこそできることです。
できる限り元気で健康に過ごせるよう、予防という面にも目を向けていただきたく思います。
今回は体の内側のことについてお伝えします。何回かこちらのブログにも投稿ありますが、何回もお伝えしたいと思います。
メタボリックシンドロームについて
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が重なり、心臓病や脳卒中などの動脈効果性疾患をまねきやすい病態のことです。
診断基準
日本では、腹囲(おへその高さ)が男性85cm・女性90cm以上で、高血圧・高血糖・脂質代謝異常の3つのうち2つ以上当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。
内臓脂肪蓄積
腹囲 男性85cm・女性90cm以上
腹囲に加え下記から2つ以上
高血圧
最大血圧(収縮期)130㎜Hg以上
かつ/または
最小血圧(拡張期)85 ㎜Hg以上
高血糖
空腹時110mg/dl以上
脂質代謝異常
高トリグリセライド血症(中性脂肪)150 mg/dl以上
かつ/または
低コレステロール血症(HDLコレステロール)40mg/dl以上
これらは血液検査で知ることができます。健康診断に行かれていない方はぜひチェックされることをオススメします。
女性ホルモンの関係でも、コレステロール値の変化はしてきます。
また血圧もストレスの度合いで変化はしますが、自分がいつもどれくらいの血圧なのかを知るためにも測る機会を持たれるとよいです。
上記3つが重なり、そのうちに血のかたまりが脳にまで行き、脳梗塞になって半身マヒが残ったということもあります。予防はできたと思います。
ただ一回ポッキリの運動や健康的な食事をしたから予防できるのではなく、継続することが大切になってきます。少しずつでも自分の体に目を向けていただけるとうれしいです。
次回は食事のことについて触れていきます。
〈参考引用 健康手帳/健康体力づくり事業財団〉