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健康増進

血流と睡眠の関係〜夜の休息がめぐりを変える②〜

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

血流と睡眠の関係において前回は「睡眠不足だとなぜ血流が悪くなるのか」をお伝えしました。今回は、血流を整える「眠り方」のコツをお伝えします。血流をよくするための睡眠は、ただ長く寝るだけではありません。
「質のよい眠り」をとることが大切です。

①寝る前の深呼吸
ゆっくり息を吐くことで副交感神経が働き、心拍数が落ち着き、血管が広がります。→ 「4秒吸って、8秒吐く」呼吸がおすすめ。

②ぬるめのお風呂(38〜40℃)に10〜15分
体の深部体温が上がり、入浴後に下がるタイミングで自然と眠りにつきやすくなります。血流も全身にめぐり、手足が温かくなります。

③寝る1時間前はスマホやテレビを控える
強い光(ブルーライト)は、眠りのホルモン「メラトニン」の分泌を妨げます。

④寝室の環境を整える
室温は20〜22℃くらい、湿度は50〜60%が理想的。
手足が冷える人は、湯たんぽや靴下で軽く温めてもOK。

朝起きた時のチェックポイント
①手足が温かい → 血流がよく眠れたサイン
②目覚めがスッキリ → 酸素と栄養が全身に届いている証拠
③顔がむくむ、体が重い → 血液やリンパの流れが滞っていたかも

良い睡眠は、次の日の“血流”を変えます。夜の間にしっかり体を休めることは、冷え・疲れ・だるさの改善につながります。
忙しい毎日でも、「寝る前の5分の深呼吸」や「お風呂でのリラックス」から始めてみませんか。体の中から温かさを感じられることと思います。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。