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健康増進

血流を良くして栄養を細胞に届ける生活習慣

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

前回は「血流が運ぶ栄養」についてお伝えしました。今回は、その栄養をしっかり細胞へ届けるために大切な「血流を良くする生活習慣」についてお伝えします。


適度な運動でポンプを働かせる
血液は心臓の拍動だけでなく、筋肉の収縮でも押し流されています。
特にふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれるほど重要です。
・ウォーキング
・階段の上り下り
・ストレッチや軽い筋トレーニング
これらを習慣にすると、血液の巡りがスムーズになり、栄養や酸素がすみずみまで届きやすくなります。

深い呼吸で酸素をしっかり取り込む
浅い呼吸が続くと、血液中の酸素が不足します。
・背筋を伸ばして鼻から吸う
・ゆっくり口から吐く
お腹をふくらませるように行う腹式呼吸を意識することで、自律神経も整い、血管が広がって血流が良くなります。

体を冷やさない
冷えは血管を縮め、流れを滞らせます。
・シャワーだけでなく湯船に浸かる
・冷たい飲み物を摂りすぎない
・冷房の効いた場所では薄手の羽織りを持つ
日常のちょっとした工夫が、巡りの良い体をつくります。

水分をこまめにとる
血液の約半分は水分。脱水すると血液がイメージとしてはドロドロのような状態になり流れにくくなります。
・のどが渇く前に一口ずつ
・常温の水やお茶でこまめに補給
これだけで血流は大きく変わります。

栄養バランスの取れた食事
血管そのものを健康に保つには、食事も欠かせません。
・青魚(DHA・EPA)
・野菜や果物(ビタミンC・E、ポリフェノール)
・大豆製品(タンパク質、イソフラボン)これらは血管を柔らかく保ち、巡りをスムーズにしてくれます。


まとめると・・・
血流を良くするには、
・運動でポンプ(筋肉)を動かす
・呼吸で酸素を取り込む
・冷えを防ぐ
・水分を保つ
・食事で血管を守る

上記のようにシンプルな習慣が大切です。これらを意識することで、栄養と酸素がすみずみまで行き渡り、細胞は元気に働くことができます。

「最近、疲れやすい」「体が重い」と感じるときこそ、血流を整えるチャンスです。ぜひ日常生活に取り入れてみてください。私も意識していきたいと思います。まずは呼吸から・・・。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。