快適に動ける体づくりのお手伝いする、平田智子です。
前回までは「呼吸」「足首運動」「ふくらはぎマッサージ」など、体を動かして血流を良くする方法を紹介してきました。
今回は少し目線を変えて、「食事」から血流を整えるお話です。
血流が悪くなる食生活とは?
血流が悪い=血液がドロドロしている状態、と言われます。
血液がドロドロになると、体のすみずみまで酸素や栄養が届きにくくなり、体がだるく感じたり、冷えやすくなったりします。
このような食生活には注意が必要です
脂っこいものが多い
甘いお菓子やジュースをよく飲む
野菜や果物が少ない
夜遅くにドカ食いしてしまう
上記のような食事が続くと、血液中の脂質や糖が増えて、血管の中を流れにくくしてしまうのです。
血液をサラサラにする食べ物
血液の流れをよくするには、以下のような食材を意識して取り入れてみましょう。
良質な油をとる→ オリーブオイル、青魚(サバ・イワシ・サンマなど)
これらに含まれる脂は、血液を固まりにくくしてくれます。
野菜・果物をしっかりとる→ ビタミンCやポリフェノールは血管を強く保ちます。
特にトマト・ブロッコリー・ほうれん草・ベリー類などがおすすめ。
発酵食品をとる→ 納豆・味噌・ヨーグルトは腸を元気にし、血液の質もよくします。
食べ物の好みで栄養が偏る場合があります。生活習慣病の予防にもつながるため、何気ない食事の中にも、少し意識を持っていただけるとうれしいです。