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健康増進

股関節をほぐす

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

猛烈に暑いと思っていたら、急に長袖が必要なくらいに気温が下がりました。
自分の体の状態も気温が下がる事により、硬くなったり冷えたりと変化を感じます。
筋肉が硬くなっているのは、日頃の生活での体勢も大きく関わっています。自分では気づいていない、わからないほど硬くなっている部分もあるかもしれません。
あなたの体の状態はいかがでしょうか。
デスクワークや立ち仕事が続いたりなどで、太ももの付け根は凝っていませんか?今回は、骨盤と脚のつなぎ目の股関節をゆったりほぐす動きをご紹介します。

股関節周辺は大きな血管やリンパ節・リンパ管が集中しています。骨盤内への血液・リンパの流れをよくすることで、筋肉の動きもスムーズになります。

①あおむけになり腕は手のひらを上にむけ、骨盤からやや離して床の上に置く。両脚は骨盤の幅に開く。
②両足を外側と内側に動かす(足首を外側内側に動かす)

パターン1
両足が反対方向に向くように動かす。
(右足と左足が同時に外側、同時に内側)

パターン2
両足が同じ方向に向くように動かす。
(右足が外側の時は左足が内側、右足が内側の時は左足が外側)

足首を楽に左右にゆすると足先も左右に揺れます。その時に、股関節がくるくると動いているのを感じてみます。

股関節周囲の筋を刺激し、血液とリンパの流れを促進します。寝た姿勢で行うので立つ時の姿勢を保つために、重力にあらがって頑張っている筋肉がゆるみます。立位や座位よりも血液やリンパが心臓に戻りやすくなるといわれています。

何よりも寝た姿勢は、「はぁ」と一息つけるのでリラックスした気持ちになり、余分な力もぬけることでしょう。
あおむけになったら、ぜひ行ってみてください。

(参考書籍 骨盤ナビ)

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。