快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
体はつながっていて股関節を動かそうとすると骨盤も背骨も動いてきます。一部分が動きやすくなるだけで体は少しでも快適さを感じます。今回は少し自分の体の負荷をかけて股関節を鍛えます。
意識するのはお尻の横のくぼみの部分です。
右横向きに寝て頭の下にバスタオルなどを敷く、または右腕を頭部の下におく(頭部が床方面に下がらないように水平になるように)
左手は伸ばして胸の前方の床に置く
体幹と両脚は椅子に座った時のような状態にして、膝を90度にしておく
左の脚を伸ばし、足首を伸ばして足の甲を前に向けておく
そのまま脚をゆっくり上に持ち上げ5秒キープ、ゆっくり下ろす
息を止めずに呼吸を意識しながら行う
10回繰り返し、反対の脚も行う
※注意
姿勢は脚を上げた時も下げた時も体幹が前や後ろに傾かないようにキープします
脚を上げる高さは床と水平かそれよりもやや上でキープします。足の甲が天井側に向いてしまうと、太ももの前側を特に使うようになるので足の甲は前方に向けておくように気をつける
息こらえに注意する
特にお尻の横側の部分を鍛えていきます。その部分がよく動いている、効いているという感覚に意識を持って動かしていきましょう。つづく
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉