健康増進

キャスター付きバッグと体の関係

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

最近、かばんの持ち方をさらに意識するようになりました。
生活の習慣が自分の体に影響を及ぼすことを常々思うからです。パソコン、スマホ作業で肩がガチガチになるなど、日頃の生活の習慣が体に現れてきます。
出張などへ向かう時に多い荷物のため、キャスター付きのバッグを持ち歩きする時があります。あなたはそのキャスター付きバッグを引くとき、「体のどこどこに力を入れて・・・」など意識されているでしょうか。

バッグに車輪が4つついている場合は、そのまま水平にコロコロと押すことができますが、2輪の時は片腕で引きます。
この2輪のキャスター付きバッグを引くときは、どのあたりに力を入れているでしょうか。

腕の力だけで引いていませんか。
この腕の力だけで引くと肘や肩にかなり負担がかかるのを感じます。
肩もバッグの方へ引っ張られる力が働きます。しかし、前に進むために、より一層腕に力をいれることになります。
このような状態を続けると、やはり肘や肩を痛めることにつながります。

そこで怪我の予防をするためにも、全身を使うように意識します。
例えば、サッカー選手が大きくボールを蹴る時を見るとわかると思いますが、膝を伸ばすだけの動きだけでなく、股関節も曲がり体幹をひねっています。
脚には胴体につながる筋肉があり、腕も胴体とつながる筋肉があります。膝だけ動かすのではなく、全身を使ってボールを蹴っており、またその方が大きな力を発揮することができます。
ということは、膝のみ動かし続けると、その部分への負担も大きくなります。

キャスター付きバッグを引くときも、腹部にも力をいれ、より意識できる場合は、腕から背中にかけて肩甲骨を下げるように意識するとよいでしょう。
例えば、右腕で引いている場合は、胴体も右方向へ傾きがちです。お腹の力をつかって、右方向へひっぱられすぎないようにし、背筋を伸ばし、かかとから着地して歩く。
全身を使ってキャスター付きバッグを引くことができると思います。

日常生活のささいなことにも目をむけることで、快適に過ごせることにつなげていただけると嬉しいです。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。