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健康増進

まさかの熱中症

快適に動ける体づくりのお手伝いをする平田智子です。

今週に入り、急激に暑さが増したように感じます。
そんな中、熱中症にかかってしまいました。幸いなことに症状が軽かったので次の日には回復しましたが、命の危険に関わるのでご自身でも気をつけてまいりましょう。熱中症と気づかない場合もあるので下記をご参考になさってください。

体を動かすと、体内で熱が作られて体温が上昇します。
体温が上がると汗をかいて(気化熱)や体の表面から熱を逃して体温を調節します。
しかし、気温や湿度が高い環境にいると体内で作られた熱をうまく外へ逃すことができなくなります。
体が熱くなり汗をかき体の水分や塩分が減ります。そうすると、体内の血液の流れも悪くなり、体の表面から熱を逃すことができなくなります。
このように体温調節機能のバランスがくずれ、筋肉や脳、肝臓や腎臓などに十分な血液が行き渡らず、筋肉がつる、臓器の機能低下、意識を失うなどの症状がおこります。
下記は上から順に症状が重い状態です。

めまいや顔のほてり
筋肉痛や筋肉のけいれん
体のだるさ、吐き気、頭痛
汗のかき方がおかしい
体温が高い、皮膚の異常
呼びかけに反応しない
水分補給ができない

私は、レッスン指導中になんとなく頭痛がはじまり、軽くめまいがありました。対策として室温を下げ、スポーツドリンクを飲用。自力神経も乱れて心臓がドキドキしてくるので、呼吸を意識して自分を落ち着かせました。(その後は無事にレッスンできました)
軽い状態とはいえ、その時点から熱が放出できなかったら倒れるかもしれません。
その症状は急にやってきます。
自覚していたことは、「暑いな〜」ということだけです。
その後は経口保水液も補給し、首元も冷やし、夜は寒いぐらいの室温の中で寝ました。朝にはいつも通りではありましたが、慎重に仕事を進めました。
次回は熱中症の対策など、私の生活を振り返りながらお伝えしたいと思います。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。