快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
2020年から始まったパンデミックの間、パソコンやスマートフォンをみる時間が長くなったせいか、また年齢もちょうど重なったのもあり、一気に視力が悪くなりました。近くのものがぼやけるようになったのです。いわゆる老眼。眼科で定期的に視力検査を行っていますが、その都度見え方が違うので目を酷使しないようにといわれます。
今回は目の健康を保つためにも役立つ、目のケアをご紹介します。
スマートフォンやパソコンの画面を長時間見ることで、目の毛様体筋が疲労して疲れ目につながります。
物を見る時の状態ですが、近くを見る時は、毛様体筋が緊張し水晶体を膨らませて近くにピントをあわせます。遠くを見る時は、毛様体筋の緊張が緩み、水晶体を薄くして遠くにピントをあわせます。
近くをずっと見ていると毛様体筋はずっと緊張したままで、いわゆる肩や腰がこわばってくるのと同じことがいえるのではないかと思います。柔軟性に欠け、血流も悪くなるなど。酷使してばかりいると疲れもたまりますよね。
では予防としては、1時間に5分程度の休憩をいれて目を休めます。
またパソコンやスマートフォンを使用する時間を決めるなど。
運動後、ストレッチが大切ですとお伝えしていますが、目のストレッチも大切となります。
毛様体筋をほぐすストレッチ
①2m以上離れたところにある景色を数秒間見る
②目から30〜40cmの位置に立てた人差し指を数秒間見る
③①と②を10回繰り返す
両目を同時に行う(上記①と②を10回行って1セットとなります)
1日1セット
毎日の中であれこれ体に良いことをする内容が増えていきそうですが、目が疲れていると感じたら、また感じる前にお試しください。
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉