快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
暑い夏、あなたはぐっすり眠ることはできているでしょうか。運動をするにしても、しっかりと睡眠をとっておくことは大切ですので、睡眠について触れていきたいと思います。
まず睡眠をとることで、心と体を休めることができます。睡眠にはホルモンの働きが大きく関係しています。そのため更年期に睡眠が変化する方もいらっしゃいます。不眠は更年期症状の一つとも言われています。
睡眠が不足すると、認知機能が低下しお酒に酔った時と同程度の判断力になるそうです。忙しい時は、睡眠を削ってでも事を優先しがちですが、睡眠不足だと翌日のコンディションは悪く効率も低下します。
昼間の生活に支障なければ気にしすぎない事です。しかし、日中に強い疲労感や眠気、意欲低下など、日常生活に支障がある場合は睡眠を見直した方がよいかもしれません。
次に眠りを充実させるための基本を5つご紹介します。
①体内時計を整える
毎日同じ時間に起きて太陽の光を浴びる、
1時間以内に朝食を摂ることで、覚醒と睡眠のリズムが整う
②日中は活動的に過ごす
日中に活動すると脳の中に睡眠物質がたまり、一定量を超えると眠気が強くなりぐっすりと眠れる
③体温のメリハリをつける
体温は眠る前が最も高く、起床の2時間前に最も低くなる。寝る3〜7時間前に運動、寝る1〜2時間前に入浴が理想
④就寝前はリラックスする
ストレスがあると体は緊張し、血の巡りも滞ります。寝る前に深い深呼吸やストレッチで体をゆるめる
⑤寝室を快適な環境にする
豆電球の光でも睡眠は浅くなります。照明は全て消して、寝具は体圧を分散できる硬めのものがおすすめ
仕事や家の事などで不可能なこともありますが、あくまでも基本ということで、気持ちよく眠れるようにご参考までに。
つづく
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉