快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
いつも少しずつですが、快適に動ける体でいるための事をお伝えしています。前回伸びをお伝えしたところ、「私も毎晩しています」とのお声をいただき嬉しく思います。
今回は「ひねる」をお伝えします。
毎日朝起きて、夜寝るまで重力にあらがって筋肉はがんばっています。座ると脚は楽になるのですが、腰のあたりはどうでしょうか。
なんとなく腰がはってきた、だるくなったということもでてきます。
背骨周りの筋肉は重い頭を支えようと常に力を発揮してがんばっています。
ちなみに頭の重さは5kg前後といわれています。お米5kgを想像するとかなり重たいですよね。
この頭を筋肉で支えているのです。
ということは胴体の筋肉をほぐす、伸ばすということが大切になります。
そして、今回はひねる動作で胴体の筋肉を伸ばしていきます。
仰向けになり右脚を膝を曲げた状態で上げ、左手で膝の辺りを持つ
ゆっくり左へ傾けていく
この時は床までつけず、気持ちがよいところで止め、腰が反らないように注意する
右腕は肘を緩めて、左方向からぐるりと肘で大きな円を描くようにまわして右側へ、気持ちのよいところに腕をおく。
手のひらを上(空の方)へ向けると胸の辺りからの伸びも感じられます。
この時に腕は胸の筋肉とつながっているので、胸の中心から伸ばすように意識するとより伸びを感じられます。
腰周辺や胸周辺などの伸びが感じられると思いますが、無理に伸ばそうとすると腰のあたりを痛めかねないのでお気をつけください。
ついやりすぎに注意です。
ゆったり自然な呼吸で30秒行います。
反対の左側も行いましょう。
ひねることでよく伸びる部分もあります。カチカチになる前にストレッチをして、また重力に耐えられるように整えておきます。
このひねったストレッチの後に、両手両足を伸ばして大きく伸びをしても気持ちよくリラックスできます。
今夜からぜひどうぞ。