快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
先日お伝えしたまさかの熱中症ですが、実際に熱中症とは気づかない方が多く見受けられます。
自分でも気をつけているから大丈夫だと思っていましたが、大丈夫ではありませんでした。
熱中症になったその原因を考え、頭の片隅に置いて気をつけていただけたらと思います。
よくよく考えると、前日からの行動も原因の1つでした。
暑い中、毛布とこたつ布団を自転車に乗せてコインランドリーへ。洗濯できる間に、買い物へ行き、またコインランドリーへ取りに向かいました。
この時の道のりは自転車で5〜6分の距離とはいえ坂道なので、登りはしんどいです。気温は31度は超えていたと思います。
ここで、まず体温が上がります。その時に熱をしっかり放出できていなかったのではと思います。
次に、当日の朝から水分が不足していました。食べる量もいつもより少なかったです。
水分は食べ物からも補給するので、食事も大切です。
さらに通勤は暑い中、自転車と電車。体温が上がった状態で電車に乗りました。その時にかなり暑いと感じていました。
そして、スタジオにてレッスンを行った時も熱さが体の中にあったように思います。熱がこもっているような感じです。
スタジオの温度も下げていましたが、エアロビクスのレッスンでしたので、体温を上げるのに更に追い打ちをかけたようなものでした。
前日の行動、当日の食事と水分不足、通勤時とレッスン時の熱の上昇と様々なことが重なり熱中症へとなったのでした。
仕事がら動かないわけにはいかないので気をつけながら行っています。しかし、日常の行動はそこへ暑さが増していることを念頭に入れてより行動をしないといけないという事です。
熱中症対策として
暑さを避ける
服装を工夫
こまめな水分補給
暑さに備えた体づくり
電車もたまにエアコンが効きにくいという車両もあるので、そのような時は即座に違う車両へと移動します。
がまんせず、家では電気代のことを考えると勇気がいる温度設定もやむをえないと思います。
水分補給としては、食事をする時以外で、汗をかいていない場合でも1日1,200ml摂取といわれています。体の約60%を水分として1〜2%の損失で軽度の脱水。のどの渇きは体重の2%失われると感じられるため、喉が渇いたと感じる時点で脱水症状が起きているということです。喉が渇いていなくても水分補給をしましょう。
トレーニングで体をどのように鍛えたらよいかを考えながら行うのと同じように、この暑さの中でどのように行動するかという事も意識しないといけません。
命が大切ですから。