快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
ここ何回かのブログでは、お腹をひきしめて期待できることをお伝えしています。前回までは、お腹をひきしめることで健康に、そして体幹の筋力が強化され姿勢もよくなる期待ができるとお伝えしました。
「今回は肩こりや腰痛の軽減が期待できる」ことについてお伝えします。
肩がこる、腰が痛くなる。この2点に共通することの一つに筋肉がかたくなってこわばっていることがあげられます。
肩周辺でいうと、スマホやパソコンを長時間使用することで、同じ体勢のため首から背中にかけてこわばりやすくなります。
また眼からの疲労も加わり頭部から首、そして肩へもこわばりやすくなります。
お腹ひきしめ運動を行う際、背骨を丸めて行う場合があります。
しかし、カチカチの背中だど丸める可動域も小さくなります。
お腹ひきしめ運動を行う前にはほぐす、伸ばすことも行うことで肩周辺の動き大きくなってきます。そして、ひきしめ運動の時にも肩甲骨や背骨も動かすので常に肩周辺も動き、血行促進が期待できます。
腰がこわばる原因ですが、崩れた姿勢や同じ姿勢が続いたり、力仕事をしたことにより、腰への負担がかかったということなどがあげられます。
腹部の筋力が弱ってくると、上半身の重みを支えられず、腰の骨にも負担がかかり、腰痛につながるのです。
弱い腹部をきたえることにより、体を支える筋肉も強くなります。また腹部の筋肉をきたえると反対側の背面の筋肉も動き、結果的に腰周辺の筋肉も動くので血流もよくなり柔軟性もでてきます。
体幹を強くすると骨を守ることにもつながります。腰痛予防にもなるわけです。
お腹ひきしめ運動は体幹も強くなりますし、それを継続することで、肩こりや腰痛の軽減が期待できるのです。
お腹をなんとかしないといけないと思う方は、簡単なお腹ひきしめ運動から始めてみませんか。