快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
前回はお腹がパーンと出ているのにつかめないのが特徴の「内臓脂肪型」についてお伝えしました。
今回は、たるっとしてつかめるお腹「皮下脂肪型」についてお伝えします。
「このお腹の周りに浮き輪肉がついてね・・・」とお客様からお聞きします。
パンツのウエスト部分よりはみ出たお肉が、ちょうど浮き輪のようにはみ出ているのです。そして、そのお肉をつかんで「なんとかならないかしら」ともおっしゃいます。
まさに、皮下脂肪がついている状態です。
皮膚の下に脂肪が蓄積するのが「皮下脂肪型」太りです。
下腹部や腰回り、お尻、太ももなどに脂肪がつきやすく、女性に多いといわれています。
皮下脂肪は内臓脂肪に比べてつきにくいけれど、落ちにくいです。
皮下脂肪が過剰に蓄積されると、肥大化した脂肪細胞による肌のコラーゲン繊維が異常になり、セルライトができたりします。
関節のまわりに脂肪がたまると、関節の動きも悪くなる、血流が悪くなるなど、このタイプの脂肪も体に影響を与えます。
私は体重が増えた時は、やはりお腹や腰につまめるお肉がついています。
そして、比較的この脂肪が多めについたという時は、股関節も少し動きにくいと感じます。それに伴って体重も増えています。体重をよく測りますが、体重の増減に比例してお腹のお肉のつまめる度合いも変わり、出っぱり具合も変わります。
自分でよいなと思う程度にお腹の出っぱりを解消できると、パンツやスカートを履いた時見栄えよく感じます。
それだけでなく、身体が動きやすくなり、軽快さも出てきます。
運動もお腹の出っぱりを解消する1つの方法です。少しずつ行ってみたら習慣化されていきます。お腹ひきしめ運動にチャレンジしてみませんか。