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健康増進

さりげなくできる運動

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

もともとは1月15日は成人の日でした。20歳の頃を懐かしんでは、体力がたくさんあったなと当たり前の事を思っています。
しかし、今日が1番若いので1年後、5年後、10年後の自分の体のためにも、今を楽しみつつ快適に動ける体づくりをしてまいりましょう。
前回は、生活習慣をチェックしてみました。あなたはいかがでしたか。
お仕事の関係上、そうはいかない場合も多々あるかと思います。私も当てはまる項目が多く、なんとか体を動かし、しのいでいくしかないと思うところもありました。

さて、今回はチェック項目大きく分けて3つのうち1つ目の身体活動・運動について触れていきます。
◾️身体活動・運動
⬜︎日常生活で歩行や散歩などの身体活動を1日1時間以上実施していない
⬜︎1回30分以上の軽く汗をかく程度の運動を週2日以上、1年以上実施していない
⬜︎30分以上座りっぱなしでいることが多い

当てはまる項目が多いと、生活習慣病になるリスクが高くなります。
動く量が少ない、運動できていない場合は下記を目安に動く事を心がけてみましょう。

身体活動(生活活動+運動)を増やそう

日常生活の中で行う身体活動を増やす
運動という枠にとらわれず、買い物、掃除、通勤時に少し長めに歩くなど。
運動習慣をつけよう
30分以上の運動を週2回以上行う。散歩、家の階段の上り下りなど。
または、市民講座やサークル、スポーツクラブ、オンラインなどでのグループエクササイズやパーソナルトレーニングを受講するのも1つの方法です。特に1人では続かないという場合は、グループエクササイズなどがおススメです。

+10(プラステン)で健康寿命を伸ばそう
今より10分多く、毎日からだを動かすことで、「死亡のリスクを2.8%」「生活習慣病を3.6%」「がん発症を3.2%」「ロコモティブシンドローム・認知症の発症を8.8%

掃除+10分
窓拭き、すみっこの方、玄関などあげるとキリがないのが家の掃除です。実行したらピカピカになりそうですね。
通勤+10分
自転車や徒歩で通勤、一駅歩くなど。
ヒールよりスニーカーがおススメなので荷物が増えそうですが、可能な日に実行。自転車は電動よりノーマルをおすすめします。
散歩+10分
家のご近所から少し足をのばしてみると、知らなかったお店や素敵なお家、また散歩コースに出会うかもしれません。
ウォーキング+10分
日頃歩いている方は、慣れてこられたら+10分増やすのもよいかもしれません。
歩き方によっては、脂肪燃焼効果も得られます。何よりも全身の血流がよくなり、特に冬の寒さ対策にも期待できます。
筋トレーニング+10分
やり過ぎ筋肉や関節に負担をかけてしまいますが、すぐ諦めがちという方、少し頑張ってみませんか。1日10回のスクワットを2セットや、腹筋を1セット多めにするなど。もしかしたら、お腹もかなりひきしまってくるかもしれません。

どれにしても継続が大切なので、はりきらず、少しずつできたら自分に拍手という気持ちで行ってみましょう。
若いうちは勢いでやり過ごせることも、年を重ねるごとに見過ごせない健康状態になってきます。生活活動と運動に今一度目を向けてみませんか。

〈参考引用 健康手帳/健康体力づくり事業財団〉

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。