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健康増進

背中をほぐす

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

私は、パソコンやスマホを見ている時の姿勢が悪いのか、スマホ首と診断を受けた事があります。もともと首の骨は側面から見ると緩やかに前弯しています。ほんの少しカーブがあったので大丈夫かなと思っていましたが、医師からみるともう少し首のカーブがほしいところだったようです。
今では自覚症状としては肩こりぐらいですが、首の周りの筋肉のつながりから考えると、眼や後頭部、背中にまで影響も出てきそうな気がします。背中がこると、腰の方にもつながる筋肉があるので腰も張ってきます。
要は全てつながっているので、何かしら影響が出てくるということです。
ストレッチやトレーニングも大切ですが、少しこわばった筋肉をほぐしたいと思います。
今回は背中、背骨周辺をほぐしをお伝えします。

仰向け
・仰向けになり、太ももを抱きかかえる
背骨を丸くしてゴロゴロと左右にゆらしながら背中を床にあてる(床が痛い場合はマットを敷く)
・仰向けで両手はバンザイをして、骨盤を左右にゆっくりゆらす(左右のお尻に交互に体重をかけていく)
腕を頭の方向へあげているため腰が反りやすくなります。背骨と背骨の間をはなすように意識をもち、腰を反りすぎないよう注意する。痛みのある時は行わない

四つばい
・四つばいになり、背骨を丸めたら元に戻す。次に右へ背骨を曲げ(側屈)、右側の足をのぞく。左側も行う。背骨をしならせるように動かす。
呼吸は楽に行う。

立位
立った状態で、全身ブルブルと体をゆする。次に大きく深呼吸をする。
両手を前から横へ開き、大きく息を吸う、息を吐きながら手の甲を合わせるように腕を斜め下方向へ持っていく。
少し慣れたら吸う時の手は空を仰ぐように斜め上方向へ開いていく(吐く時は同じ)
息を吸う時に親指から外へ腕を回すように開くとより大きく伸びます。息を吐く時は親指から内回しをします。自然に背骨が反ったり、丸くなったりして周りの筋肉が動き出します。

おまけ
大きなボールに座って軽くはずむ。
骨盤の上に頭がくるようにして、体を起こしておく。骨盤の一番下の坐骨がボールにちょこんと乗るように座る。この状態で小さく上下にはずみ、慣れたら気持ち良い大きさではずむ。
はずむことで背骨の周りがけん引&収縮され、筋肉の動きがよくなってきます。丸くなった背筋が伸びるという事例もあります。

日常生活で積み重なってこわばった筋肉やくずれた姿勢は、自分で気をつけながらリセットしていかないといけないということです。こまめにほぐしていきましょう。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。