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運動指導

肩こり予防の動きとは……?

運動指導者のこれからを応援している、池田扶実子です。

今日は肩こり症について書いてみようと思います。

肩こり症とは、椎間板ヘルニア・変形性頸椎症、五十肩(肩関節周囲炎)などの、明らかな原因がないものを指します。

ここではそのような「肩こり」について考えていきましょう。

立位・座位において、本人は自覚がなくても、姿勢を保つために様々な骨格筋が活動します。骨格筋が収縮すると、その骨格筋が硬くなることで、筋肉の中やその周囲の血管は圧迫され、血流が減少したり、途絶えたりします。

「肩こり」の場合、同じ姿勢をとり続けることで、頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の骨格筋、またその深部にある筋肉は持続的に収縮を続ける必要があるために、局所に循環障害が起こります。

それによって酸素や栄養分が届かずに、疲労物質が蓄積し、これが刺激となって「肩こり」を起こすと考えられています。但し、未だに確たるエビデンスはありません。

肩こりの発生率は、男性で44%に対して、女性は98%と、圧倒的に女性が多いです。

これは肩周りの骨格筋が、男性に比べて女性の法が小さく負担が大きい……つまり”疲れやすい”からだと考えられています。

また、同じ姿勢をとり続けると言うことは、最大筋力よりも筋持久力が必要になります。筋量を上げることの重要ですが、筋持久力が必要です。

では、どのような運動が必要かを考えていきましょう。

頭や腕を支える骨格筋は、僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋・上部脊柱起立筋などです。エクササイズで言うと「フロントレイズ」「ショルダーシュラッグ」「ローイング」などの動作です。

腕を前に挙げる動き、肩をすくめる動き、肘を後ろに引く動き……が有効だと言うことになります。

レジスタンストレーニングとして行う場合は、筋持久力を上げるために、通常よりも回数を重視します。今、15回行っているとしたら、20回~25回出来る重量にします。

あなたが有酸素系のレッスンを持っているなら、動きとして加えるのも一つではないでしょうか?ただし、気をつけたいのが「肩をすくめる動き」です。(ショルダーシュラッグ)

良く見受けられるのが、ギュッと挙げてストンと落とす方が多いですが、肩こり症の方は、肩周りの筋肉が硬くなっていて、落としたときに”伸張反射」を起こしやすいので、ギュッと挙げて、す~っと降ろすほうが良いでしょう。

前述したように、肩こりを感じる女性は98%。運動施設利用者の約70%以上は、女性です。ちょっとした動きの工夫で、肩周りの筋肉を動かし、血流を良くします。これだけでも肩こりを感じることが少なくなる可能性があるのであれば、是非取り入れたいものですね。

今回は「肩こり症」を取り上げてみましたが、結局は身体を動かすことが重要なんですね。

大きな動きは、大きな筋肉が動き、細やかな動きは、小さな筋肉が動く……動きのチョイスで様々な効果が出ます。

効果は、あなた次第なのかも知れません(^_-)

あとがき

いつもテーマを持って書いていますが……結果はいつも同じ。

身体全身を使うことに尽きると感じます。

最近のフィットネスプログラムは、静的なものが多く、昔のように身体全身を使う。様々な動きを組み合わせた運動は、非常に少ない。

あなたはどう思いますか?

さぁ、明日も笑顔でがんばりましょう(^^)/

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

ABOUT ME
池田 扶実子
運動指導者でありながら、身体を動かすことよりも考えることが好き。やりたいことを形にすることが大好き。 運動指導者として35年以上・教育者として30年、ここまでがむしゃらにやってきました。 仕事を終えるその日まで、指導者の働き方改革と人々の健康を発信し、応援し続けます。