快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
「ストレスをやわらげるためには(厚労省による)」ということで、ここ数回に分けてお伝えしています。今回は「なりたい自分に目を向ける」ことについてお伝えします。
問題を抱えた時、その原因を探すのに時間を費やしたり、自分の弱さや欠点に目を向けがちになりませんか。そのようにあれこれ考えていると実はストレスがかかっていくのです。しかし、客観的にみてみると実際のあなたはけっこう上手くできている、こなしていることがたくさんあるのではないでしょうか。
その「できていること」に目を向けて、とどまらず、時には休みをとりながら進んでまいりましょう。
では実際に自分がこんなふうになるといいなと思っている理想を思い浮かべます。例えば、それが実現した時に自分はどうなっているのか、周りの人はどうなっているのか、もしくは欲しいものを手に入れることができたというように物理的なことでも良いと思います。具体的に思い浮かべることができたら、その一歩となることを考えてみます。
厚労省による例えを引用すると、
たとえば、「人前で堂々と発表できる自分」になりたいなら、まずは「友達の目を見てあいさつすること」や「10分だけでも早く起きて気分に余裕をもつこと」が最初の目標になるかもしれません。実行しやすくて無理なくできそうなことから始めるのがポイントです。
上記のように、気持ちの上でなりたい自分を描いていくことはなんだかわくわく楽しいと思いませんか。
また肉体的になりたい自分にも共通すると思います。
お腹をもう少しへこませたいと思うのであれば、どのようにしたらへこむのかという方法を探してみたり、おやつをたくさん食べていたのであれば1つ減らしてみたり、その一口をやめてみたりなど。挙げるとたくさん出てきます。
その中から一つピックアップして実現できたら自分をほめる。また次の事ができたらほめるというようにクリアしていくごとに自信もついてきます。
お腹をへこますことや、ヒップアップさせるなど、体づくりに関してのことは、実際に動くことで目にみえて体に現れます。
そうなれば楽しくもなってくるでしょう。
一度、やり方を覚えると運動習慣にもつながります。精神的な気持ちのストレス解消から少しそれたかもしれませんが、なりたい自分に目を向けることには変わりないかと思います。
以上、ストレスをやわらげることについて何度かお伝えしてまいりました。
心と体はつながっており、ストレスがかかると免疫力にも影響してきます。体に何か不具合があるといかに健康がありがたいかということを感じます。
あなたが「もしかしてこれはストレスかも?」と気づかないストレスにも対応できるようになれば幸いです。
<参考 引用 厚生労働省>