快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
何かとせわしなく動いてしまうこの時期。日常生活においても、買い物や掃除、その他の用事、また仕事の追い込みなどでいつもより体を動かす機会が増えるかと思います。
そんな時に、気をつけていただきたいのが、姿勢と腹筋力です。
特に座った時に気を抜きすいので姿勢が悪くなりがちです。
そんな時に、自分の体に目を向けてみます。
あなたは、座っている時に左右どちらに体重がかかっているでしょうか。
私はイスに腰をかけ、テーブルの上にスマホを置いて触っている時、左側に体重がかかっています。
骨盤の下の部分の座骨(丸くとがった骨)の左側に体重がのり、肋骨あたりはやや右を向き、右手でスマホを触っています。
もちろん気が抜けて、お腹の力も抜けています。
背中は猫背気味。
ここまで自分の姿勢をチェックすると、改めて体に大きなゆがみが生じていることに気がつきます。
このまま放っておくと、その姿勢が長時間当たり前になり、ゆがんだ姿勢ができあがります。
ある部分は縮みこわばる、お腹の筋肉は緩む。腰痛や肩こりを引き起こす可能性も出てきます。
あなたはの姿勢は、いかがですか?
重心は左側?右側?それともちょうど真ん中ですか?
では、重心がかたより姿勢がくずれてしまっていたら、その姿勢をなおすにはどうすればよいのか⁉︎
左右の座骨が座面に均等に乗るように座る。そうすることで骨盤が立つので、そこから背骨を頭にかけてスラリと伸ばす。
お腹を少しへこませるようにして、力を入れる(お腹の力は10がMAXとしたら3〜4割の力を入れる)
さらに少し意識ができれば、おへその下あたりを体の内側から引っ張り込むような感じでお腹をへこます。
このお腹をへこますことは、少なからずとも腹筋を使います。
腹筋の意識も高まってくるので、ふとした瞬間もこのへこますことをおすすめします。
きれいな姿勢で左右均等に体重をのせることができたら、それをキープするのにお腹の力を使う。
地味な事ですが、上記のようなことを意識して行うことが日常生活で必要と感じます。少しでも快適な体で過ごせるように、気がつくその度にお試しください。