快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
じめじめと鬱陶しいお天気が続いていますが、いよいよ7月夏本番の季節となりました。この時期は、熱中症予防や水分補給についてメディアでも注意を促しています。
もう熱中症への注意や水分補給の必要性は浸透しているかと思いますが、今一度お伝えしていきます。
今回はそれらに関係する必要なミネラルについてお伝えします。
ここ数年の夏の暑さは底上げされ、非常に暑くなりました。じっとしていても汗をかく、運動をするとなおさら大汗をかき、また体力を消耗します。
汗をかくと水分と共に失われていくのがミネラルです。水分と共にミネラル補給も必要となります。塩分だけではなく、他にカリウムやマグネシウム、亜鉛なども補給することが大切です。
マグネシウムは筋肉をゆるめる働きがあり、疲労回復、便秘予防、高血圧予防などが期待できます。にがり、青菜などに多く含まれる。
亜鉛は酵素の免疫細胞の働きを活性化させるといわれています。牡蠣、豚レバー、卵黄、アーモンド、抹茶、ゴマなどに含まれる。
体内で塩分とうまくバランスをとる働きをするのがカリウムです。
ストレスがかかると体内から失われやすく、不足すると疲労感が強くなり、便秘や不整脈なども起こりやすくなるそうです。
カリウムはナトリウムの摂りすぎによる血圧上昇を抑える働きをしてくれます。例えば高血圧で塩分の摂りすぎを気にするのであれば、カリウムも十分摂れているか意識してみましょう。
ケール、アボカド、納豆、バナナ、さつまいもなど野菜、果物、海藻類、大豆など植物食品類に含まれる。
煮炊きするとカリウムは煮汁へ流れ出すのでジュースや煮汁ごと飲めるスープなどがにするのがオススメです。
流れ落ちる汗、皮膚から気化して蒸発、排泄などで水分は失われていきます。
それと共に失われるミネラルのことも意識していきたいですね。
<参考 health creation>