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健康増進

貯筋④筋肉について

快適な体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

少しがんばったら力もついてくる筋肉。でも動かないでいると力が弱くなったように思います。
いったい筋肉ってどのようになっているのでしょうか。
身体の活動を支えている「骨格筋」について少し触れてみますね。

筋肉は「筋繊維」という繊維が束になった構造になっている。
筋繊維の直径は平均50マイクロメートルで髪の毛と同じくらいの太さ。
太ももの外側にある筋肉で、その繊維の数は100万本ほど。

筋繊維はパワーのある「速筋繊維」とスタミナのある「遅筋繊維」がある。
速筋繊維は、速いスピードで収縮し、大きな力を発揮する。
遅筋繊維は、収縮するスピードは遅く、発揮する力も小さい。しかし、疲労しにくいため力を長時間発揮することができる。
筋肉はこの2タイプの繊維が混在し、その割合は50%の人が最も多い。
どちらかの筋繊維だけを多く持つ人がおり、スポーツの素質との関係があると考えられている。
私は、エアロビクスなど力を長時間発揮する運動を得意としています。そのため以前に受けた体力測定では、瞬発力のいる垂直飛びの記録は全く伸びず平均以下でした。
あなたはどちらのタイプでしょうか。

筋肉は適度に使うと太くなり、使わないと細くなる。また過度に使うと障害を起こす。
運動や日常生活で筋肉を使うと筋肉は肥大する。
いつも行っている運動を中止したり、病気やけがなどで動くことができなくなると、筋肉は萎縮する。
また、使い過ぎて、十分に回復させないと筋肉が萎縮してしまう。
日頃から、適度な負荷をかけることが大切です。

筋肉は神経からの命令を受けて働く(収縮する)
筋肉は大脳からの命令を受けて収縮する。
自分で腕を曲げようとすると腕を曲げることができる。
例えば、お腹ひきしめ運動を行う時は、腹筋を意識することでその部分をよく使うことができる。

ここ数日、コロナウイルス感染者がかなり増えてきました。外出する機会が減るかもしれません。
しかし、そのような時でも何かしら運動を続けていくことは、元気に動きまわれる自分へとつながります。
適度な運動を心がけましょう。

<参考文献> 貯筋通帳

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。