快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
若い時にはさほど思わなかったのですが、50歳を過ぎるあたりから、加齢と共に起きる体の現象に驚くばかりです。
そのうちの目においても、かなり変化してきました。体を元気に保つには「歯」も大切なのですが、「目」も大切なのです。目が疲れて、肩がこるということをよく耳にします。目と体も密接につながっています。今回は目の健康についてお伝えしていきます。
あなたの視力はどれくらいでしようか。目は物を識別するための視力があります。その他にも目の役割があります。
睡眠のリズムを作る
目の中に朝の光を取り込むことで体内時計が整います。そうすることで夜には睡眠を誘うホルモンの分泌が促され、深い睡眠へとつながります。
動いているものを見る
動くものを認識し、判断して反応することを「動体視力」といいます。
車の運転や自転車に乗っている時など、周囲の状況を正しく見極めるために重要です。野球やサッカーなどのスポーツでも重視されています。
心の窓
心の中で思っていること、考えていることが目に表れます。好きな人や興味があるものを目の前にすると瞳孔(黒目の部分)が大きくなります。
味覚を鮮明にする
食べ物を味わう時に、目から入る情報も味の判断に影響を及ぼします。食べ物がはっきり見えた方がよりおいしく感じます。
上記のように目は視力以外にいろいろな役目があります。
目も健康であるのに限りますが、加齢と共に「あらっ」と目が何かおかしいなと思うこともでてきます。
あなたは「あらっ?目が何だかおかしい」と思ったことはあるでしょうか。
次回は目の不調についてお伝えします。
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉