STEPエクササイズで明日の元気をチャージするインストラクターの新城めぐみです。
年を取ると「筋力が落ちた」「衰えた」と感じるようになりますが、それは単純に毎日の活動量が減ってしまったから。という事も大きな理由の一つです。使わないでいると筋繊維はどんどん細くなり、脂肪もつきやすくなってしまいます。
下半身には多くの筋肉がありますが、その中でも転倒防止に重要な筋肉は、
・大殿筋(お尻の筋肉)
・中殿筋(お尻の横の筋肉)
・大腿四頭筋(太もも前の筋肉)
・ハムストリングス(太もも裏の筋肉)
・下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)
・前脛骨筋(脛の筋肉)
さらに、この中で次の3つの筋肉について詳しく見てみます!
【大殿筋(お尻の筋肉)】立ち上がる動作やきちんと座る動作に欠かせない大きな筋肉です。この筋肉が衰えると太ももやふくらはぎの筋肉で補うようになり疲れやすくなります。足のもつれにや転倒しやすくなるほかに慢性腰痛、冷え性、尿漏れなどの症状が起きやすくなります
【中殿筋(お尻の横の筋肉)】身体のバランスを保ち、下半身のバランス感覚を保つ鍵を握る筋肉です。この中殿筋が衰えると大殿筋が衰えた時の症状に加えて、立ち上がる時や歩行中のバランスが悪くなったり、骨盤の位置がずれて正しい歩き方や座り方が出来なくなります
【下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)】歩くとき最後に地面を押し出し前進するために必要な筋肉です。この筋肉が衰えると地面を蹴る力が弱くなり、膝関節に無理がかかり、つまずきやすくなったりします。
実はこれらの下半身の主な6つの筋肉、ぜ~んぶSTEPエクササイズで使う筋肉です!!
ステップ台に昇る時には、ふくらはぎ筋肉使って床を押して、前脛骨筋でつま先をSTEP台に引っかからないように引き上げて台に昇ります。昇ったら足の裏でしっかり台を踏み、膝を伸ばして太ももの前、太ももの裏、お尻の筋肉を使います。お尻の横の筋肉が、台の上でしっかり身体を支えバランスを取る働きをします。
ステップエクササイズで、今から、いくつになっても疲れにくい動ける身体つくりをしませんか!?
日常生活の中でしたら、階段の昇り降りを積極的に行う等して見て下さいね!!