快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
ここ何回か体リセットについてお伝えしています。
姿勢が悪くなるとその周りの筋肉もこわばり、痛みをひきおこしやすくなります。
今回は、前回の続きでミニボールの上に乗り、そのまま呼吸を行うところからの動きをお伝えします。とは言えとても簡単です。
(前回までの部分も一部再度掲載しておきます)
座ってお尻とマットの間にボール2個(左右に並べる)をはさみ込み、そのまま仰向けになり、膝を立てる。
骨盤が床と水平になるようにし、背すじを伸ばす。
この状態で腰のあたりに圧迫を感じたり、力が入る時はもう少しボールの空気を抜いて圧を減らす。
※腰への圧迫感があったり、痛みがある場合は行わない
※腰のカーブよりやや下の方にボールを置く
そして、楽に呼吸を行う。
以上が前回までのところでした。
そこからの続きです。
骨盤をゆすります。ゆらゆらと小さくゆするのです。
貧乏ゆすりのような感じでよいのですが、ついつい力が入ってしまうので、ゆったりとした気持ちで行います。
振動でネジがゆるむように、ゆらゆらと動く事で関節を覆っている関節包がゆるんできます。
骨と骨のつなぎめを包み込んでいるのが関節包で、その部分をゆるめます。
じっとしたまま、あるいはゆする、かんたんです。
その後の起き上がる時の注意ですが、息を吐きながらお腹をへこませるなど軽く腹筋運動をされるとよいです。そして横向きになり、上半身を丸め、お腹と手の力を使いながら起き上がりましょう。
ボールを置く位置に気をつけていただき、楽な呼吸で行ってみてください。