快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
無性に甘いものがほしくなる時、しょっぱいものがほしくなる時、その他に無性に脂っこいものがほしくなる時があります。
今回はこの脂っこいものがほしくなる時の体の状態はどのような時なのかをお伝えします。
人間は生きていくために本能的に高カロリーで体内に蓄えやすい油脂を好むという説があるそうです。
例えば、お腹がすいている時に満腹感がほしいからフライドポテトが食べたい、たんぱく質が不足しているから唐揚げが食べたい、糖分が不足しているから甘いドーナツが食べたいというようにつながるようです。
またカリウム不足の可能性もあります。カリウムは体内の排泄機能が弱まり、水分をためこみやすくなります。そうすると体は脂が足りないと感じ、脂っこいものを食べたいとサインを出します。
私の場合ですが、本日のランチには唐揚げが食べたいという気持ちになり、唐揚げ定食をいただきました。
なぜ唐揚げが食べたくなったかというと、午前中は水中運動指導でしたので、かなり体力を消耗しています。そして体温より低い水の中に入ったので、よりカロリーを消費(体温を維持するため)しています。
また朝食にはタンパク質はあまり摂れていなかった。
そのために、甘いドーナツよりも唐揚げが欲しくなったのだと思います。
大量に汗もかいているので、ミネラルも不足し塩分も補えるということで唐揚げだったのです。
しっかりと栄養を補うことで、その後は余分に甘いものなどを食べたくなることもありませんでした。
ちなみにカリウムを摂れる食べ物は、ほうれん草や枝豆、にんじん、ブロッコリーなどの野菜、バナナやキウイなどの果物などです。
揚げ物やスナック菓子に食欲がわくのは、人間の生存本能によるものかもしれません。
野菜不足の場合は、脂っこいものを控えて野菜を摂るようにしてみてはいかがでしょうか。
言うのは簡単なのですが、食事時にバランスよく必要なものを食べられるのが本当に理想です。