快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
最近は健康でいるための知っておきたい数値や、ストレスのことなどについてお伝えしていますが、今回は少し動いてみましょう。
簡単にできる腹筋運動です。年度末などの関係なのか、忙しくされているお客様から「腹筋が弱くなった気がする」「腰痛になってしまった」などのお声をききます。
そこで原点に振り戻って今回は、骨盤を少し動かしつつ腹筋運動を行います。
とても簡単ですが、骨盤の動きやお腹の筋肉が動いているという意識を持つことが大切です(痛みがある場合は行わない)
座って行います。
イスや床に骨盤を起こして座る。
お尻と座面の間にフェイスタオルまたはミニボール(半分くらいの大きさ)、クッションなどのツールをはさみ込む。
息を吸って、はきながら骨盤を尾骨(背骨の一番下の骨)からていねいに後ろへ傾ける。骨盤が後ろに傾いた状態、その時にお腹をへこませる。
お腹の一番下の方からアイスクリームをすくうようにへこませていきます。またはえぐるようなイメージでもよいです。
勢いをつけず、背骨の一番下の尾骨、その上にある仙骨、その上の腰椎を一つずつていねい動かし、にツールに仙骨を埋めていくように意識します。
骨盤を後ろに傾けたり、まっすぐに起こしたりという動きの中で、かたくなっていた筋肉も動き出し、血流がよくなっていきます。
小さな動きですが、お腹と背骨のあたりを意識して動かしてみましょう。
こちらをお読みいただきながらでもできる運動です。ぜひお試しください。
