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健康増進

大切な手指

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

お正月少しはゆっくり過ごすことができましたでしょうか。年末年始はインフルエンザにかかる方が多く見受けられました。予想以上に体が疲れていたのかもしれませんね。今年も元気に過ごせますよう体力づくりのお手伝いをしてまいります。
さて、今回は私自身も加齢と共に気になっている手指についてお伝えします。


女性の方は特にそうなのですが、更年期(45歳〜55歳)頃より手指がこわばる、手首が痛いなど手指において気になり出す方が増えてきます。

手指の違和感を感じる原因として考えられるものは?
手指の痛みやこわばりの違和感の原因の一つとして女性ホルモンであるエストロゲンの減少が考えられています。
手指の変形性関節症の患者の方で90%は女性がしめています。発症年齢のピークは50歳代。利き手に関係なく発症するため女性ホルモンが減少してくる更年期との関連性が深いとされています。
使い過ぎや年のせいでもないということですが、関節リウマチの病気の可能性もあります。気になる方は受診をおすすめします。

どのような変形性関節症と症状なのでしょうか?
へバーデン結節
第一関節が腫れて痛む
ブシャール結節
第二関節が腫れて痛む
腱鞘炎・ドケルバン病
親指の付け根から腕にかけて痛む
手根管症候群
小指以外の指が痺れる
腱鞘炎・ばね指
指の付け根が痛む、指を曲げると伸ばせなくなる
母指CM関節症
親指の付け根が痛む

手指の変形、曲がらない、強い痛みという症状の場合は「変形性関節症」の可能性が高く、進行すると不可逆性で元には戻らない疾患となります。
あなたは指のこわばりや手首が痛いなどの違和感はありませんか。
つづく
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。