快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
風邪をひいた時など市販の風邪薬や処方薬を服用したときに、かなり喉がカラカラに乾いたと感じることがあります。このような状態のことをドライマウスというそうです。あまり聞きなれない言葉だったのですが、体の健康にも関係があるということで、今回はこのドライマウスについてお伝えします。
人は1日に1.5ℓもの唾液を出すと言われています。この唾液の分泌が減るとドライマウスを引き起こし、そこから体調不良につながることがあります。
私が子供の頃は怪我をするとツバをつけておいたら治ると言われていました。それは、唾液に免疫成分が含まれているからだそうです。唾液は口の中に菌が侵入するのを防いだり、歯や粘膜をま守るとされています。
唾液の分泌が減って口の中が乾燥しやすい状態をドライマウスといいます。
このドライマウスの症状として、口の中が乾燥したり、ヒリヒリしたりします。歯磨きの時に、歯ぐきに痛みを感じたりする方もいらっしゃるようです。
唾液の量が減り、歯の表面に免疫成分が行き渡らず虫歯や歯周病も生じやすくなるようです。
ところで、あなたのお口の中はどのような状態でしょうか。
①最近、口の中が乾いたり、ヒリヒリした感じがしますか?
「いいえ」の方は②へ進む
「はい」の方は③へ進む
②前歯に口紅がつきやすかったり、マスクをした時に眼鏡が曇りやすいですか?
「いいえ」の方は→今のところ心配ありません
「はい」の方は→もしかしたらドライマウスかも
③抗ヒスタミン薬、降圧剤、利尿薬などを飲んでいますか?
「いいえ」の方は→ もしかしたらドライマウスかも
「はい」の方は→ドライマウスの可能性が高いです
さてあなたはいかがでしたでしょうか。私は、「ドライマウスの可能性が高い」にあてはまりました。そこには、原因がありました・・・。つづく
次回はドライマウスを引き起こす原因をお伝えします。
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉