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健康増進

運動後に免疫力が下がるって本当?原因と回復のコツ②

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
前回からの続きで、運動後に免疫力が下がる?その対策をお伝えします。
マラソンや強化合宿、長時間にわたる試合など高強度で長時間の運動においては免疫が明確に低下します。
また、暑い季節に暑い環境での運動、生活の中においても暑い中での移動や行事など、それらが続くと体は疲弊し免疫も低下すると思われます。

誰が影響を受けやすいか
長時間・高強度運動を行うアスリート
睡眠不足や栄養不足の人
精神的ストレスが強い時期
高齢者や持病のある人

防ぐための工夫
高強度運動後の30分以内に栄養補給(糖質+タンパク質を補給)
水分・電解質をしっかり摂る
睡眠
クールダウンと十分な睡眠の確保(7〜9時間)→睡眠不足は回復を遅らせます
高強度の運動を連日行わない(回復日を入れる)
手洗い・うがいなどの感染症予防
精神的ストレスをためない

オープンウィンドウ期は「運動が悪い」という話ではなく、回復ケアを怠ると免疫が落ちた隙を病原体につかまれるというイメージです。
正しい栄養・休養を取れば、この“窓”は短時間で閉じます。運動は健康に欠かせませんが、やりすぎると一時的に免疫が下がることもあるのです。
特に大会や長時間トレーニングの後は「オープンウィンドウ期」に入り、風邪などにかかりやすくなります。トレーニングだけではなく、暑い中での移動や行事などが増えた場合なども要注意。
ポイントは「強度と時間のバランス」と「回復ケア」。
動けるのであればしっかり動き、しっかり休むことで、免疫も体力も両方高めていきましょう。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。