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健康増進

体幹を鍛えよう!

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

「最近つまずきやすくなった」「腰が疲れやすい」「姿勢が丸くなる」ということはありませんか。そのような変化を感じる方にまず取り入れて欲しいのが “体幹を鍛えること” です。今回は、その体幹を鍛えたらなぜ良いのかをお伝えしていきます。


体幹と聞くと「お腹を割るトレーニング?」「きつい腹筋運動?」とイメージされがちですが、実はもっとシンプルです。
背骨まわりを支えるために必要な“深い筋肉の土台づくり” を意味します。
体幹がしっかりすると、日常生活の動きが驚くほど軽くなり、将来の転倒・腰痛の予防にもつながります。

体幹とは?
体幹=「頭と手足を除いた胴体部分」のこと。
特に重要なのは、お腹・腰・背中を支える インナーマッスル(深層筋) です。
代表的なインナーマッスルは、
•腹横筋(ふくおうきん):コルセットのように腰を守る
•多裂筋(たれつきん):背骨を安定させる
•横隔膜(おうかくまく):呼吸と姿勢を調整
•骨盤底筋(こつばんていきん):内臓を支え、姿勢の安定に関与
これらがチームで働いて、姿勢・バランス・動きをコントロールしています。

体幹を鍛えると起こる3つの変化
① 姿勢が自然と整う
背中や腰の負担が減り、長時間座っていても疲れにくくなります。
② 動きが軽くなる(疲れにくい体へ)
階段・歩行・立ち上がりなどの動きがスムーズに。
「前より動ける!」ことを実感しやすくなります。
③ 腰痛・転倒の予防になる
年齢とともに弱りやすい部分だからこそ、体幹の強さが安心材料になります。

上記のように、体幹が安定すると共によい姿勢への改善にもつながります。次回はそのトレーニングについてお伝えします。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。