排便と骨盤底筋群の関係〜がんばらなくても出る体の仕組み〜
快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
「排便=お腹に力を入れるもの」そう思っている方は、実はとても多いです。ですが、排便がスムーズにいくかどうかには、骨盤底筋の働きが大きく関わってくるそうです。
骨盤底筋群ってどこにある?
骨盤底筋は、骨盤のいちばん底で、ハンモックのように内臓を支えている筋肉です。
•内臓を支える
•腹圧をコントロールする
•排尿、排便を調整する
といった、無意識の働きをたくさん担っています。
排便のとき、骨盤底筋群はどうなる?
排便時、骨盤底筋群は「しめる」よりも「ゆるむ」働きが重要になります。自然な流れとしては、
1.姿勢が安定する
2.腹圧がやさしくかかる
3.骨盤底筋群がふわっとゆるむ
自分自身ではわかりにくいように思いますが、この連動が起こることで、排便はスムーズに進むようです。
力みすぎると起こりやすいこと
強くいきもうとすると、
•骨盤底筋群が逆に緊張する
•お腹や肩、首に力が入る
•出にくさを感じる
という状態になりがちです。「がんばっているのに出ない」という時は、力が足りないのではなく、抜けていない可能性があります。
姿勢が変わると、骨盤底筋群も変わる
背中が丸まりすぎたり、逆に反りすぎたりすると、骨盤底筋群はうまく働きにくくなります。
•足裏で支えられる
•骨盤が立つ
•背骨が長く保たれる
こうした姿勢が整うと、骨盤底筋群は必要なときにゆるみやすくなります。
骨盤底筋群は「鍛える」だけではない
骨盤底筋というと「締める」「鍛える」イメージが強いですが、実は、
•しめる
•ゆるめる
•タイミングよく切り替える
このバランスがとても大切です。排便時には、安心してゆるめられる状態が必要になります。
日常動作とつながっている
骨盤底筋群は、
「立つ、座る、呼吸する」こうした日常動作と常につながっています。排便だけを特別に考えるのではなく、普段の姿勢や呼吸を整えることが、結果的に排便のしやすさにもつながります。
最後に
排便と骨盤底筋群の関係は強くいきむことより、姿勢と腹圧の連動や骨盤底筋が自然にゆるむことがポイントです。日々の姿勢や動きから、少しずつ意識してみませんか。
