明日の元気に繋がるSTEPエクササイズを提供する新城めぐみです。今回は「有酸素運動」についてお話しします。
有酸素運動とは、体内に酸素を取り入れながら、長時間継続して軽~中程度の負荷をかけて行う運動の事です。ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳・エアロビクス等といった運動があげられます。
有酸素運動がなぜダイエットに効果的かというと、私たちの身体は運動する時に、酸素を使って体脂肪を分解しエネルギーを作り始めます。つまり、有酸素運動で脂肪が燃える仕組みは、「エネルギーを作り出すために酸素取り込んで、体脂肪が分解される」という事です。
このように、有酸素運動は体脂肪のうち皮下脂肪だけでなく内臓脂肪も落とすことが出来るので、内臓脂肪が影響すると言われている高血糖・脂質異常・高血圧・動脈硬化の予防や改善にもつながります。また、心肺機能の向上や適度な運動によるストレス解消・睡眠の促進など様々な効果が期待できる運動です。
それでは、ダイエットにはどれくらいの強度と時間、有酸素運動を行えば良いのでようか。よく有酸素運動は20分経ったころから脂肪が燃焼し始めるので、一回の有酸素運動は20分以上がお勧め、と聞いたことはないですか?それでは、時間があまりとれない人にとってはハードルの高い運動になってしまいますよね。でも大丈夫です。ある研究では、5~10分程度の有酸素運動でもこまめに行うことで、体脂肪が減るという結果が出ているようです。運動強度は、隣の方と会話が出来るくらいのペースで続けることがお勧めです。
ダイエットで大切なのは続けることです。時間の長短にこだわらずこまめな運動を継続することが大切です。
こまめな運動にを行う。という事は、日常の中にも取り入れやすいですよね。いつもより少し多く階段を使うようにする・座り仕事が続くときは時々立って伸びをしたり軽くストレッチをする、などいつもより少しだけ多く身体を動かすことを意識してみませんか?階段を使うときは先日お伝えしたスッテプの基本動作を意識していただくとさらに効果的ですよ。
あなたの普段の生活の中に今より少しだけ多く身体を動かすことを取り入れてみてくださいね。