快適に動ける体作りのお手伝いをする、平田智子です。
この寒い季節によく合う、甘くて美味しいチョコレート。ついもう1つと手が出てしまいます。チョコレートだけに限らず、あなたが美味しいと思うもの、「あともう少し食べたい」という時はありませんか。
この食べたいという気持ちは脳と関係あり、しかも運動と共通する点があるのです。
まず、脳にはご褒美をくれる仕組みがあります。脳内の細胞間で信号を送るための化学物質(神経伝達物質)、その中の1つであるドーパミン。
美味しいものを食べると、脳からご褒美のドーパミンが出て幸せな気分になります。だからもう少し欲しいという気持ちになるのだと納得できます。
このドーパミンは、他にもSNSで「いいね」をもらえても出てきます。脳からご褒美をもらえて幸せな気分になっている状態になります。
この幸せな状態の時に、脳はもう少しいい気分を味わいたい・・・ということで、さらに食べる、さらに「いいね」が欲しいと思うようです。
しかし、度を超すと体に悪影響を及ぼす場合もあります。食べ物でいうと食べ過ぎでカロリーオーバーにつながります。
では、体によいドーパミンの出し方はあるのでしょうか。
それは体をしっかり動かすことです。
運動の種類は有酸素運動で、週に3回、30分以上が効果的です。全身運動なので筋肉や心肺機能も強くなります。通勤時の早歩きもよいですし、階段や坂道の往復、水泳など。またこのホームページでご紹介しているステップエクササイズなど。
有酸素運動は、以下もご参照ください。
https://if-planning.com/dietundo-2/
幸せな気分も得られる有酸素運動。脂肪燃焼にもつながり、よりハッピーな気分になれそうですね。
【参考文献】
「最強脳『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業」
アンデシュ・ハンセン著者
久山葉子[訳]