快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
人生100年時代と言われていますが、いくつになっても元気でいたいものです。筋肉も必要ですが、骨も大切です(結局全部大切なのですが)
骨について少し触れていきます。
人の体は約200個の骨で支えられています。その骨は常に新陳代謝を繰り返しており、古い骨が新しい骨に入れ替わっています。これを骨代謝といい、1年で骨の約1割が入れ替わるそうです。
破骨細胞と骨芽細胞という2つの細胞が骨代謝を行っており、破骨細胞が骨を溶かす「骨吸収」のあとに、骨芽細胞が骨を作る「骨形成」が行われます。この働きが交互に繰り返される事で骨が作り替えられます。
骨吸収から逆転期を経て骨形成へ。休止期をはさみ再び骨吸収が始まります。
この骨代謝のバランスが崩れて骨形成が骨吸収に追いつかなくなると、骨が弱くなり骨粗鬆症となります。
もともと女性は男性よりも骨が弱く、閉経後はホルモンの関係によりさらに弱くなるため男性の3〜4倍の率で骨粗鬆症になりやすいといわれています。
次回はその女性の骨量についてお伝えします。
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉