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健康増進

腹筋のまえに行う呼吸

快適に動ける体作りのお手伝いをする平田智子です。

腹筋運動を行う時に、なかなかお腹だけピンポイントに意識を持っていけないという方が多くいらっしゃいます。
脚や首など他の部分、もしくは全身に力が入ったりということがあります。肝心な部分に意識を持っていけないのでは、効果がうすれます。
そのような時は、すぐお腹に力を入れるという事から始めるのではなく、リラックスして、呼吸から始めてみましょう。

腹式呼吸と胸式呼吸は、よく耳にされると思います。
しかし、まずは自然に行っている呼吸に耳を傾けみましょう。そして、意識的に呼吸を行います。

今ある体の中の息を吐く。
ゆったり鼻から吸う。
口からまたは鼻から息を吐く。

自然に息を吐くので、口からでも、鼻からでもお好きな方から吐きましょう。ちなみに吸う時は鼻からです。
鼻毛がほこりなどを取ってくれる役目をしてくれるからです。

その呼吸を行いながら片手をお腹、もう片方の手を胸にあて、吸ったり吐いたりした時に、どこが動いているかを手で感じてみましょう。

寝ている人をみると、肩や背中、胸の辺りが動いているのがわかります。小さな動きですがよくみるとわかります。
自分の体も落ち着いてよくみつめていくと、呼吸を行う時に動いている部分がわかってきます。
落ち着いて呼吸を感じてみましょう。手で呼吸を感じることはできたでしょうか。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。