快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
ゴールデンウィークは、楽しんでいらっしゃいますか。もし、お仕事や家事に追われているのでしたら、ブレイクタイムにゆっくり呼吸をしてみませんか。
前回は、腹式呼吸でどのように肺や筋肉が動くのかをお伝えしました。
息を吸ったり吐いたりした時に、お腹や胸、背中など動きはみられましたでしょうか。
もし動いているのかどうかわからないという場合は、何度も意識して行ってみることで小さな動きでも感じられるようになってきます。
では今回は、その腹式呼吸で期待できることをお伝えします。
呼吸は自律神経ともつながりがあります。吸う時は交感神経に、吐く時は副交感神経に働くといわれています。
そう考えると、落ち着いて腹式呼吸を行うと、徐々に落ち着いてきませんか。
そして、緊張していた体がリラックスしてきます。
このリラックスしている場合は、副交感神経が優位に働いています。副交感神経は、心拍数を下げて、消化器への血液を送る量を増やすことで、体を休息した状態へと導く作用があります。
体はストレスを感じると緊張して、筋肉もどこかしら力んだりしています。例えば、眉間にしわがよっていたり、肩に力が入っていたり、手をぐっと握っていたり。無意識のうちに力が入っています。
リラックスすることで、緊張がほぐれストレス軽減にもつながります。
仕事での緊張やプライベートでの出来事に緊張がある時など。自分では気がつかないうちに、体はストレスを受けているようです。
腹式呼吸を行い、ホッと一息して体をリセット。快適に動ける体につながればと思います。