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健康増進

体のゆがみ

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

ここ2〜3回のブログでは股関節や背骨周りをほぐすエクササイズをご紹介しました。少しリラックスしてほぐすことはできたでしょうか。
私は気がつけば肩がこっている、背中や腰がこわばるということが多々あります。姿勢を正したにもかかわらず、片方の骨盤が傾いていたり、片方の肩がかなり上がった状態になっているのです。この状態ははたして肩や骨盤がゆがんでいるのでしょうか。今回は「体のゆがみ」についてお伝えします。

「ゆがむ」ということは、物の形がねじれたりたわんだりしている状態のことです。「ひずみ」ともいいます。これを体に置き換えると、全身の筋肉がバランスよく働いていない状態のことで、どこかにひずみが出ている状態のことを「ゆがんでいる」といいます。

人の体は目、耳、腕、脚、肺、腎臓など対となり左右対称に位置しているものがあります。筋肉もほぼ左右対称の部分もありますが、使い方のクセにより左右で強弱の差が出てくることがあるのです。

例えば子供の頃からのクセで、左足に体重をかけやすく、左にばかり体重をかけて歩くとします。左側の筋肉は多くの力を発揮するので強くなりますが、使い過ぎによる疲れもこの左脚にでてきます。反対に右側の筋肉はあまり使われず、弱くなっていきます。ささいなクセであっても、毎日繰り返されると、左右の筋力のバランスが徐々にくずれていきます、
またスポーツなどて大きな衝撃を体に受けたりするとその部分がショックで余計に筋肉がかたくなるそうです。
結果的にそのようにかたくなった筋肉は動きにくくなりバランスがくずれやすくなるのです。

日頃の生活での動作などから、私も片方の肩が上がっていたり、片方の骨盤が傾いているのです。
こうなると痛みや何かしら不調がでてきます。気がついた時にはかなりの年月や時間をかけてそのような状態が作りあげられているので、元に戻すのにも時間がかかりそうです。
「ゆがむ」がひどくなる前に、こわばりなどあればすぐにほぐしてみましょう。

<参考・引用 骨盤ナビ>

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。