快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
首や背中腰、筋膜リリースとストレッチをすると体は驚くほど動かしやすくなります。では、筋膜リリースとストレッチ、どっちを先にする?と思う事はありませんか。今回はそのことについてお伝えします。
筋膜リリースを先に行うメリット
筋膜の癒着や硬さをゆるめてからストレッチすると、筋肉がスムーズに伸びやすくなります。
たとえば、テニスボールでお尻や背中をほぐしてから前屈をすると、可動域が広がることを実感しやすいです。
ストレッチ自体でも筋膜はほぐれる
ストレッチも筋膜をゆっくり伸ばす動きなので、「筋膜リリース的な効果」があります。
ただし、ピンポイントで癒着を解くような効果はリリースの方が得意。
理想は『筋膜リリースでほぐす → ストレッチで伸ばす』という流れです。リリースで動きやすくなった体を、ストレッチでさらに大きく動かすことで柔軟性が高まりやすくなります。でも忙しいときはストレッチだけでも筋膜には良い影響があります。できる範囲で取り入れていきましょう。
次回はいつどのように行えばよいかお伝えします。つづく