快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
近々開催されるリアルでの講習会に向け、資料を作成していました。パソコン作業時間が長くなり、首も頭皮もカチカチになっています。
運動指導をしているから体は万全かと思われがちですが、よい状態を保つためにリセットや強化を心がけています。
さて今回は少しブレイクタイムとしてカチカチにこわばった首を緩めていきましょう。
胸鎖乳突筋といって、耳の下から鎖骨の中央へ伸びている筋肉があります。ここをほぐすことにより、右や左を向く時の可動域も広がり、またコリがほぐれて血流もよくなります。
①正面を向き、あごの高さを変えずに顔だけ左に向ける。右の耳の下から鎖骨にかけて浮きでた筋肉が胸鎖乳突筋です。その一番上を左手の人差し指と中指ではさむ
②その人差し指と中指をゆっくりと下まで移動させる。気持ちいい程度に、数回繰り返す
③反対側も行う
気持ちがいいからといって、強くさすらないよう注意する
ここが固くなると首肩胸の辺りも縮こまっており、呼吸も浅くなります。首が前に傾き、背中も前のめりになりがちで、背骨にも負担がかかります。奥歯も知らないうちに噛みしめているかもしれません。
仕事の合間に胸鎖乳突筋もほぐして、首すじ美人になりましょう。
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉