共に在り、共によろこび、共に実現する
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働き方改革

視野を広げて、さらに仕事を増やしませんか?

運動指導者の働き方改革を推進する、池田扶実子です。

もうコロナ禍にいて二年が過ぎました。今年こそ終わるのでは?と思っていましたが、もう暫く続きそうです(泣)

しかし、世界を見ると、普通に経済を回している国々が出てきました。出口は近いかも知れません。

この二年間で、あなたの働き方は変わりましたか?もしくは、仕事の量・場所・指導の内容など、何かしらの変化があったはずです。

コロナが終われば、元に戻るのか?

私は何度かこの言葉を、SNSで問うたことがあります。

あなたは、どう思いますか?
戻らない、逆に大きく変わる……が私の意見です。

それは何故か?

運動施設は、レッスンを減らし、時間を減らし、外注である私達の仕事を縮小しました。また、1回のレッスンにおける収容人数も減らしました。これは、コロナ禍にあって「感染対策」のために行われました。

また、施設は多くの顧客を失い、収益を減らしました。大体ですが、どの施設も約30%以上の収益ダウンだと言われています。

今、あなたが働く施設はどのように変化したでしょうか?お客様は、レッスンが減ったと嘆いているでしょうか?

答えは、ノーです。多少の不満はあるでしょうが、「コロナだから仕方がない」というお客様がほとんどです。

大手スポーツクラブは、収益を戻すために「オンラインレッスン」を配信しています。これは、コロナ禍が作った新規事業です。今まで、フィットネスに目を向けなかった方々も、参加し始めています。

コロナが終わってもこの事業は終わりません。むしろ、もっと顧客のBenefit(利便性)を追求し、更なる顧客獲得に邁進します。

さらに、リアルの現場では「有料レッスン」を増やしています。特に、高齢者はコロナの脅威に敏感で、限られた人数・自分の目的に合った運動が得られる有料レッスンに参加する人が少しずつですが、増えています。

パーソナル指導の売り上げ状況を見ると、右肩上がりです。コロナ禍であってもです。

コロナ禍にあって、一対一の指導はリスクが低いうえに、個人の目的にあった指導が受けられるからかも知れません。

有料レッスン・パーソナル指導……この2つの事例を考えると、お客様は会員会費以外にお金を払う方が増えていると、言えるのではないでしょうか?

と言うことは、お客様の目的に合った「有料レッスン」は右肩上がりかも知れません。

あるパーソナル協会では、トレーナーの方々に対して”グループ指導”を体験させたりしています。その事実を踏まえると「セミパーソナル指導」(これはれっきとしたグループ指導)もこれから広がるかも知れませんね。

オンライン配信のレッスンも、大手が伸びれば、参加者数全体が増えます。と言うことは、オンラインレッスンは当たり前のようになります。そうなると、私達が個人で配信しても、来て下さるお客様が増えることになります。

つまり、オンラインでレッスンを受けることに対する”ハードル”が下がるわけです。

リアルでの「有料レッスン」。オンラインでの「有料レッスン」。どちらも同じです。オンラインだから、リアルだからという区別はありません。

大切なことは、顧客ニーズとあなたしか出来ない「オリジナルプログラム」であると言うことです。

そのためには、的(ターゲット)を絞り、特化されたオリジナルプログラムが必要です。

また、それはスポーツクラブだけではなく、公共施設でも同じです。

コロナ禍によって、運動不足を感じる人が増えています。私達、指導者のニーズは運動施設だけではありません。もっと広い範囲で指導できる現場はないのか?探したことは、ありますか?

今すぐにでも、探してみる価値は多いにあると思います。

公共施設と言っても、体育館だけではない。町内会の集合場所など、あなたの周りに人が集まる場所は、ありませんか?

運動指導は、実技だけではありません。

何事も、始まりは小さいことからです。いきなり”ボロ儲け”なんてことはありません。積み上げる!コレしかありません。行った結果は、必ず後ろから付いて来ます。

一緒に、頑張りましょう!

次回は、「スポーツクラブ以外での働き方について」、私なりの見解や考えを書こうと思います。

オリジナルプログラムのことを知りたい方は、こちらも読んでみてくださいね。

ABOUT ME
池田 扶実子
運動指導者でありながら、身体を動かすことよりも考えることが好き。やりたいことを形にすることが大好き。 運動指導者として35年以上・教育者として30年、ここまでがむしゃらにやってきました。 仕事を終えるその日まで、指導者の働き方改革と人々の健康を発信し、応援し続けます。