快適な体作りのお手伝いをする、平田智子です。
体を動かすのにちょうどよい季節になりました。骨も大切ということで10年後のためにも、あなたは運動を始められたかもしれませんね。
今回は私の家族に起きた経験から、大切な脳の異変について知っておいてほしいことをお伝えします。
それは脳卒中評価システム(FAST)です。
脳卒中とは、脳血管障害の病気で、脳の血管がつまる脳梗塞と脳の血管が破れる脳出血、くも膜下出血があります。いずれも高血圧が最大の原因です。
後遺症がない方、手足のしびれや麻痺がのこる、言語障害など後遺症がのこる方もいらっしゃいます。
また命にも大きくかかわるため、少しでも早い処置を必要とします。
もしかして脳卒中かもと思ったら、以下のことを参考になさってください。
脳卒中評価システム(FAST)
Face:顔
うまく笑顔がつくれますか?顔がしびれるなど。
Arm:腕
腕を前方に上げたままキープできますか。腕が勝手に下がる。
Speech:言葉
短い分がいつも通りしゃべれますか?ろれつが回らない、受け答えができないなど。
Time:すぐ受診
症状に気づいたらすぐに119番を!
症状として私の家族は、顔のしびれから始まり、そこから手や脚へと広がっていきました。
また、知人は水筒を持っているのに何度も落とすということから脳卒中がわかったこともありました。
お客様の中には、表示されているはずのテレビの字幕が見えないことから受診し、脳梗塞が見つかったということもあります。
私の家族は、麻痺としびれが残ってしまい、生活に支障がでてしまいました。
すみやかな処置を行うことで、後遺症なく治る可能性も高まってくることと思います(そうあって欲しいです)。
今回は少し重い内容でしたが、万が一そのような場面に出くわしたとしてもあわてず対応できるように、脳卒中評価システム(FAST)を頭の片すみにいれておいてください。