快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
ここ数回のブログでは、お腹ひきしめ運動で期待できることをお伝えしています。今回は、「血流がよくなる」についてお伝えします。
そもそも体は動きだすと筋肉が動き、血はより流れていきます。
お腹ひきしめ運動は、呼吸と共に行っていくので呼吸筋が動きます。また体幹の筋肉もたくさん動かしていきます。
筋肉が収縮すると血液の流れもよくなり、また筋肉が熱を産み、血液が熱を運んでいきます。
これらの状態は血液が全身を巡っていくということです。そして体の中からポカポカと熱くなってくるのです。お腹ひきしめのレッスン中に、お客様が「熱くなってきた」とよくおっしゃってます。
血液は体の中を循環しており、酸素や栄養を体中に運んでいきます。体温を一定に保つ、また病原体などから体を守る、体にいらなくなった物を外に出すなど、生きていくためのとても大切なはたらきをしています。
この血流が悪いと、疲れやすい、冷える、免疫力の低下、肥満、肌荒れなどの不調が現れ、病気にもつながる可能性があります。
筋肉のこわばりからくる頭痛やめまいなどもあるようです。(体の気になる不調があれば、まずは受診なさってください)
血流がよくなるということは、筋肉だけが活性化するだけでなく、免疫力アップや冷え予防などにもつながるということです。
お腹ひきしめ運動もあなどれませんね。
寒い季節は、なおさらやり甲斐があるといえそうです。