快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
ストレスが溜まると免疫力が落ちるといわれています。
まずストレスがかかると体内でどのような変化が起きるのでしょうか
あなたはどんなストレスを感じますか
ただストレスを感じていなくても体はストレスを感じている時があります
満員電車に乗る
用事が立て続けにある
慣れない仕事とその準備
慣れないパソコン作業
介護
子育てなど
毎日さりげないことでも何かしらストレスがかかってきます。
そのストレスが続くと身体に異変が起きてきます
ストレスがかかると、体内では「ストレス反応」と呼ばれる一連の変化が起こります。主に関係してくるのが自律神経(交感神経と副交感神経)とホルモン(特にコルチゾール)です。
ストレスがかかると起こる体内の変化
交感神経が優位になる
→ 心拍数や血圧が上がり、筋肉が緊張し、呼吸が浅くなる。
コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌
→ 体を戦闘モードにするが、長期間分泌されると免疫力を低下させる。
血糖値が上昇する
→ エネルギーを確保するために糖が放出されるが、これが続くと糖尿病リスクが上がる。
消化機能の低下
→ 副交感神経の働きが抑えられ、胃腸の働きが鈍くなり、胃もたれや便秘・下痢になりやすい。
睡眠の質が悪化
→ メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が低下し、浅い眠りや不眠になりやすい。
「ストレスを感じていないつもり」でも体がストレスを受けていることがある
確かに、日常の些細なことでもストレスは積み重なります。
満員電車
→ 知らない人と密着、逃げられない状況はストレス大
立て続けの用事
→ 休む間もなく動き続けると心身が疲弊
新しい仕事やパソコン作業
→ 「失敗できない」「早く覚えなきゃ」と焦りが生じる
介護・子育て
→ 自分の時間がない、常に気を張っている
ストレスが続くと起こる身体の異変
免疫力の低下
→ 風邪をひきやすくなる
慢性的な疲労感
→ しっかり寝ても疲れが取れない
頭痛・肩こり・胃痛
→ 自律神経の乱れが原因
気分の落ち込み
→ うつ症状につながることも
ストレスとうまく付き合うには?
ストレスをゼロにするのは難しいですが、うまく発散・緩和することが大事です。
上記のように書いただけで、あの時知らず知らずの間にストレスがかかっていたため病気になったのだと思う節もあります。
次回はもう少しだけ詳しくみていきます。つづく