快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
スポーツ庁から40歳代の体力が低下傾向にあると発表されました。
40歳代は、子育てやご家族のこと、仕事などに追われて色々と忙しい時でもある年代です。それだけで疲れ果て、運動する時間がなかったり、気力も失うこともあるのではないかと思われます。
しかし、人生100年時代。今の体であと何十年も生きていくことになります
スポーツジムに来られているお客様の中には、80歳代、90歳を超えた方もいらっしゃいます。きっと同じ歳の方と比べるとお元気に過ごされているのだと思います。
運動を継続することで、体力も気力も元気に過ごせることにつながっています。
40歳代のあなたが忙しくてなかなか運動できない、運動施設が無いと思っていても大丈夫です。
家事をしながら、また寝る前にもできる、しかもとても簡単にできるものがたくさんあります。
その1例をご紹介します。
お腹を少しへこませてキープでお腹ひきしめ
立位で耳たぶー肩ー骨盤が側面から見て一直線ラインになるように立つ。
ワンサイズ小さいパンツやスカートを履く時のように息を吐いてお腹を少しへこませる、そして、ゆるめる。
それを繰り返しながら、慣れたらへこまして3秒、4秒キープしていきます。
※息を止めないように注意
立っているときの方がお腹の動きがわかりやすいと思います。
まずは思い出したら行う。慣れたら信号待ち、電車待ち、レジ待ちの時など、ふとした時にでも行います。
特にお腹のたるみも気になる方は、腹筋を意識すしやすくなり、お腹ひきしめへとつながります。
かかとをアップダウンで血の巡りをアップ
立った時につま先を床につけたまま、左右交互にかかとをアップダウンする。
それが慣れたら両足同時に行う。
料理中や歯磨きの時など、もちろん屋外へ出た時にもいろんな場面で行えます。
ふくらはぎの筋肉の収縮がポンプ作用をし、血液を心臓へ戻そうとしてくれるので、血流を促し冷えの予防にもつながります。
股関節ほぐしで体リセット
こちらは前回のブログでお伝えしましたので、そちらを参考になさってください。
このエクササイズは、ソファーよりも床に寝た時の方がよいのですが、あおむけでゆらゆら簡単にできます。骨盤周辺の筋肉も動いてきます。
以上はほんの1例です。運動を行うのにしっかりと時間が取れない、場所が無い場合でも何かしら行うことは可能です。
家の周辺を歩く、階段の上り下りなども運動ですので、運動のつもりでしっかり動いてみましょう。
明日への体力、未来の自分の体のためにコツコツと。