快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
前回お伝えしました、仰向けになって体をゆるめるエクササイズは実践されましたでしょうか。
今回はツールを使って体をゆるめていきます。
使うツールはミニボール、またはタオルなど。
(ミニボールは、空気圧を変える事ができるので自分の体の状態に合わす事ができとても便利です)
今回はそのツールの上に乗った状態で体の部位に圧をかけてゆるめていきます。
ゆるめる部分は、腰です。骨盤と背骨はつながっています。
尾椎の上に仙骨があり、その上に腰椎とつながります。
その仙骨と骨盤がつながっており、からだのゆがみにもかかわっています。
骨盤が前後に傾くと、背骨や脚も動いてきます。骨盤周辺の関節や筋肉の動きが悪くなると、背骨や脚の動きにも影響がでてきます。
大事な役割をはたす骨盤周辺をほぐしていきましょう。
- マットの上にすわる
- ミニボール(あれば2個)またはフェイスタオル(三つ折りか4つ折り)をマットとお尻の間に軽く挟み、膝を立てて仰向けになる。(腰のカーブより下の部分にツールがある状態になる)
- 骨盤が床と水平になるように調整する(腰のカーブにあてると腰が反るので、その下方に置く)
- 手のひらを上にむけて骨盤よりやや離しておく
- そのまま自然な呼吸を行う。
その時にミニボールの大きさは、MAXの3〜4割ぐらい。
タオルは小さければバスタオルでも可能ですが、腰が圧迫を感じるようでしたら小さめをオススメします。
どちらのツールも大きさを微調整しながら、気持ちの良い大きさをみつけていきます。
またその静止した状態から、骨盤を小さくゆっくりゆらしても骨盤周辺がゆるんできます。
約5分間でもかなり楽になります。
ずっと起きている姿勢が続いている、または寝起き時など腰が張っている時にもオススメです。