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高齢者指導

高齢者のための「冬支度」運動

運動指導者のこれからを一緒に歩みたい、池田扶実子です。

私のブログが少し止まっておりましたことを、ここにお詫びいたします。一番の原因は、パソコンの不具合。Google Chromeが開けない(汗)という事態を引き起こし、修理に時間がかかりました。

今日は、冬場において、高齢者にやっていただきたい、ファンクショナルな動きをいくつかご紹介します。どうしても寒くなると出て行くのも億劫になり、また寒さにより緊張もあり……。関節を動かすことが大切です。その中でも、私自身が指導を行っていて「この動きが必要」と感じた箇所と動きを解説しながら、ご紹介します。

高齢者の笑顔

またブログの最後に、今月の無料セミナーのお知らせもありますので、最後まで読んでいただけたら、うれしいです(≧∀≦)

コロナ渦を過ぎて、生活のほぼ全てが以前を取り戻しつつありますが、高齢者の体は「コロナ渦の影響」が残っています。

それは何か?

3年近く及んだ自粛生活や、マスク着用による「体力の弱化」です。それはあなたも感じているはずです。また私の周りでは、関節に問題を抱える方が多くなりました。

肩の痛み、股関節の痛み、膝の痛み……今までも多くの方が抱えている問題ですが、シニアと言えない50代、60代にこの悩みを抱える方が多くなったように思います。

関節の動きが小さくなり、動き全体(所作)が小さく感じます。またご本人は、なかなか気づけないことでもあるので、私たちは注意深く観察し、動きの大きさを広げるように導くことが大切ではないでしょうか?下記に記した3つのポイントを中心に、動きをご紹介します。

  1. 体幹の動き(脊柱の動き)
  2. 股関節の動き
  3. 足首(足)の動き

この3つの箇所の動きが非常に小さく感じています。以前から、加齢とともにこの部分においては動きが小さくなる傾向が見受けられましたが、特に動きがよくないと感じるのは、私だけでしょうか?

確認も含めて、一緒に考えていきましょう。

①体幹の動き(脊柱)

脊柱の動きは、頸と腰の部分がほとんどで、胸椎はあえて意識しないと動かしません(無意識)。また日常のほとんどは座っている方が多く、脊柱を動かす機会はほとんどないといってもよいのではないでしょうか?

体幹の動きは、普段動かさない胸椎を意識して動かす。例えば、大きく胸を後ろに引いて、胸椎の後湾を大きくするような動きと、少し胸を前に出すような動きです。

体を左右に廻す。体を側屈させる。このような動きを多く取り入れて、普段使えていない筋肉を使うことが大切です。

これから寒くなるにつれて、頸をすくめて「肩こり」を訴える方も多くなります。そうなると大胸筋もより小さくなり、姿勢も悪くなります。

頸を動かす、肩を上げ下げするなどの動きも大切ですね。

②股関節の動き

股関節の動き……足を大きく前に出す・足を持ち上げるなど屈曲動作はもちろんですが、伸展動作に注目してほしいです。

股関節の伸展は、日常動作を考えると歩くときの歩幅が広くなるとき……これぐらいしかありません。日常生活で大きく股関節を動かす場面は、ほとんどありませんよね。

ですから、エクササイズとして長い歩幅を使う、足を後ろに出すというような動きが必要です。

また、股関節の外転動作も日常では全くといっていいくらい、ありません。最近はエアロビクスも少なくなり、ステップタッチのような外転運動が少ないので、あえてそのような動きを取り入れることも必要ですね。

足首(足)の動き

ここでいうことは、すでにあなたも気づいているのではないでしょうか?

底屈・背屈の動きです。どちらの動きも、曖昧な動きしか見られないのではないでしょうか?ウォーキング指導においても、「背屈」を指導するように、教本にもよく書かれています。では「底屈」は?

私は、足の動きを確認するときには、必ず両方の動きを確認します。以外と「底屈」が「背屈」よりも弱い方が多いなぁ……という感想を持っています(あくまでも私のケース)。

底屈の動きは、歩く動作の中で「床を押す(蹴る)」動作に大きく関与しますし、後ろ足が前に入れ替わるときに、足は底屈から背屈へと動きが移行します。

ですから、どちらの動きも大切です。意識して動かすことで下肢の前面と後面両方を使えるので、是非取り入れて動かしていただきたいです。

冬を前にして……

私たちもそうだと思うのですが、寒くなるとなかなか家を出るという行動が難しくなります。寒い→家にいる→動かないの行動連鎖です。

今日の大阪は12月並みに寒いのですが……まだ「秋」です。今のうちに「寒くても運動を続けることの重要性」を伝えて、冬に家にこもらないように、今から注意喚起しましょう。

後書き……「無料セミナー」のお知らせ

本当に冬の声が聞こえてきそうな、今日この頃……。急に寒くなると、その一瞬、お客様の足が遠のくことがあります。ある程度寒さに慣れてくると、またお出かけしていただけます。これは私の今までの経験からですが……。それで退会してしまう方も多いです。

ですが、高齢者の方は意外と続ける方が多いのではないでしょうか?それは、ご自身の体のことを考えての行動です。そんな気持ちに応えるべく、少しでも快適な日々を過ごしてほしいと思う毎日です。

ということで、次回の無料セミナーは、今回取り上げた動かした方がよい関節運動(ファンクショナルな動き)を実技でご紹介します。

日時は、11月28日(火)夜の9時間から1時間を予定しています。興味のある方は、予定していただければと思います。

お申し込みはこのサイトとメルマガ、Facebookグループのコミュニティで募集する予定です。

お楽しみに……(^^)/

ABOUT ME
池田 扶実子
運動指導者でありながら、身体を動かすことよりも考えることが好き。やりたいことを形にすることが大好き。 運動指導者として35年以上・教育者として30年、ここまでがむしゃらにやってきました。 仕事を終えるその日まで、指導者の働き方改革と人々の健康を発信し、応援し続けます。