快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
3月や4月は急に暑くなったり、冷え込んだりと体の対応がついていけない時もしばしばあります。また雨が降りそうなどんよりしたお天気の時なども体が重く感じられます。
そんな時は自律神経も整えるつもりで、背骨を動かしてみましょう(体調不良の時は受診しましょう)
自律神経は、脳と脊髄から始まり、各臓器や器官に分布しています。自律神経が通っているラインと脊椎は同じでこの背骨の周りがこわばってくる、また背骨の歪みがあると神経伝達が妨げられることがあります。まっすぐな道とくねくね曲がった道とでは、まっすぐな方がスムースに歩けるのと一緒です。
今回は背骨を動かして体と共に自律神経にもアプローチできたらと思います。
立位で行います。
まずはゆったり呼吸を行う
吸う息、吐く息を均等になるように行う
吸い始めから吸い終わりまでも均等に行う
呼吸に慣れたら次の動作へ進みます
・背骨を丸めて、次に軽く反る
膝を緩めて体の前で手を組む。大きなボールをかかえているかように輪っかをつくる
膝を緩めて背中と腰を丸めて息を吸う吐くをくり返す(4回程度)
次に両手を体の後ろで繋ぎ胸を張るようにして息を吸う吐くをくり返す(4回程度)
・次は側屈を行う
右手をあげて左の方へ傾け、その状態で息を吸う吐くをくり返す(4回程度)。左側も同じようにして伸ばす
・最後は軽くひねる
真っ直ぐに立ち、両手で右の腰からお尻を軽く触る、次に左側も同じように軽く触り、何回かくり返す
上記の動きで背骨を丸める、反る、横へ曲げるひねる動きができました。
最初から大きく曲げるのではなく、呼吸と共に徐々に気持ちよい範囲で行います。
デスクワークで疲れた時や、スマホを見続けた時、作業をした時、何もしていなくてもだるいなと思う時に背骨を動かすことで背骨周辺がほぐれてきます。またスムーズな神経伝達にもつながればと思います。ぜひお試しいただきリフレッシュしませんか。
<参考・引用 自律神経のしくみ 自律神経と骨格の話 /せたがや内科・神経内科クリニック>