快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
まだまだ厳しい暑さが続いていますが、暦の上では秋です。急に気温が下がり冷えたりします。そんな時に対応できるように今回は、夏から秋にかけて体を元気に保つコツをお伝えします。
暑い夏、滝のような汗をかいたあとはビタミンなど余分に排出していることもあり疲れている。
また、冷房のよく効いたところと暑いところの寒暖の差のため自律神経の調整が追いつかない。
暑いから冷たいものを好んで食べて、内臓も冷えている。
暑くて寝苦しい。
夏の間に上記のような事が重なると、体はだるさを感じたり、また食欲が落ちて疲れも溜まり免疫力が下がる事もあります。
そこにイレギュラーな出来事が増えるとさらにストレスも増え、ますます悪循環になります。
疲れを回復して夏から秋へ、そして冬へと元気に過ごせるように予防してまいりましょう。
①適度な運動
軽いストレッチやウォーキングでもよいです。軽く動くだけでも血流が促され、内臓への働きも期待できます。
②バランスの良い食事
1日3食。2食の方もいらっしゃるかもしれませんが、とにかくバランス良く栄養を摂取します。
例えば・・・あらゆる体づくりに使われる栄養素のたんぱく質肉類や魚介類、豆類、卵、乳製品など)を摂って機能アップ。
糖質をエネルギーに変え疲れにくくするビタミンB1(豚肉、大豆、ほうれん草、ゴマなど)
暑さによるストレスで消費しやすいビタミンC(野菜や果物に多い)
など、暑さにより摂取量が少なくなっているものなどを意識して食べていきましょう。
③温かい食事や飲み物
温かい飲み物や、食べ物を摂るようにします。しょうがは温めて摂取するとより効果的だそうです。
ルイボスティーは血流をよくするといわれています。ホットで飲むと体がより温まりそうですね。
④ぬるめの湯で入浴
冷房などで冷えた身体を温めるのにおすすめです。入浴後は、一時上がった体温が下がる時に眠気を誘います。質の良い睡眠も期待できそうです。
⑤冷え対策
きつい冷房や夜から朝方にかけての急な冷え込み。そのような時は意外に体は冷えてきますので、事前に羽織るものや、就寝の時には余分に布団や毛布など準備されるとよいでしょう。
本当に体は正直で、冷房や冷たい食事などで冷えると内臓の働きも悪くなり、また気温が暑すぎると自律神経も乱れ体温調節もしづらくなります。そこから体の不調へとつながります。
当たり前のことですが、上記のことを頭の片隅に置いていただき、季節の変わり目を元気に過ごしてまいりましょう。