共に在り、共によろこび、共に実現する
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働き方改革

私達の業界は、変化していく

運動指導者のこれからを応援する、池田扶実子です。

この週末は、研修会や資格試験の審査などの仕事で、普段お会いできない方々にお目にかかることが出来ました。

そのような仕事の中で聞いた話、また関係者との雑談から、これはあなたに伝えたいと思ったことがあって、記事にしました。

  • ①デジタルを活用した、運動指導
  • ②「薬」としての運動

デジタルを活用した、運動指導

あなたは色々な場面で、デジタル化されていることを見ていますよね。

例えば、リアルのレッスンの予約システムやオンラインレッスン・パーソナル指導……。様々な場所で、デジタル化が顕著です。

コロナ前には、現在の状況を誰が予測できたのでしょうか?コロナが引き起こした変化です。今回は、そんな変化と今後の予測のお話しをしたいと思います。

現在の日本でフィットネスに関わった人たちの減少は、約130万人。これからアフターコロナ期に入り、顧客が戻るのか……予測としては、かなりスローなペースで戻ることが予測されているそうです。

しかし”運動したい””運動しなければ……”と感じている潜在的顧客は増えているそうです。実際に欧米諸国では、オンラインレッスン、パーソナル、動画配信などの、デジタルを活用した「運動」が急速に拡大中だそうです。

YouTubeを見ながら運動するって人も、貴方の周りにいないでしょうか?コロナ前と今では、格段にデジタル活用している顧客が多いはずです。

デジタル活用も、これだけではありません。

様々なデジタル機器の開発も進んでいます。例えば、腕や足に器具を装着して運動すると、指導者に運動しているデータがリアルタイムで送られるとか、想像すれば、計り知れないものがあります。今後はAIを活用した運動指導も、開発中だそうです。

デジタル化は、今よりももっと「進化」すると言うことです。

オンラインレッスンも配信するだけでなく、メタバースが使えるようになれば、自宅にいてスポーツクラブに行ける……そんな日も遠くはありません。

10年、20年前には考えられなかったことが、これから起きる……。それも今までのスピードよりも、もっと早く変化していくのではないかと思います。

ITの変化スピード……私達の一番身近なもので言うと「スマホ」です。

何でも出来ますよね?

行き先が分からなければ、ナビがあるし、電車の時間もすぐに分かる。映画も、DVDを買ったり、借りたりせずに家ですぐに見られる。
しかもBluetoothで繋いでしまえば、家のTV画面で見ることが出来ます。

IT化が急速に進化するため、スマホも買い換えたくなりますよね。それぐらい早いスピードで変化が起きています。

私も、動画作成するために次世代のモバイル発売を待っています。デジタル化によって、難しかったこと、人が会わなければ出来なかったことが、デジタル機器の開発によって、簡単にできるようになっていきます。

「PCが苦手」と言うだけで、デジタル化を避けないで下さい。iPadやタブレットで全て出来てしまうのですから……つまり、スマホが使えれば大丈夫と言うことです。

「薬」としても運動

これからの運動は「薬」のような役目に注目が集まりそうです。

海外、特に欧米諸国では、コロナによって、”免疫力”というものがクローズアップされ、食事や運動に注目が寄せられています。病気に対して、からだの防衛力を高めるには、「運動」が一番という認識が急速に広がりつつあります。

運動を継続して行うことで、”免疫力”をあげようという動きです。プラス、内循環や運動器官を鍛えることで老化予防しようという動きでもあります。

運動過多は免疫力の低下を起こしますが、適度な運動により免疫力は高まることは、様々な研究により実証済みです。今は、がん予防やがんサバイバーといって、再発予防としての運動の効果も世界で研究され、良いデータ結果もあります。

また老化予防という観点からも、運動は良い結果を生むことは知られています。

日本では「少子高齢化」「2人に1人はがん」という現実により、必然的に伸びてきたカテゴリです。「肩こり・腰痛予防」「姿勢改善」などのプログラムは、日本では、あって当たり前のプログラムです。

高齢者のプログラムに関しては、どの国よりも進んでいるかも知れませんね。

これからはもっと目的を明確にした運動プログラムが、トレンドになるかも知れません。またターゲットは高齢者だけで無く、一般成人にも受け入れられていくのかも知れません。

「薬としての運動」……なかなかいい響きです(^_^)

あとがき

これからのデジタル化、「薬」としての運動という概念……

色々と面白くなりそうです。

デジタル=パソコン……と考えず、スマホを使うのと同じだと言うこと。またその使い方はもっと簡便になるはずです。

ですが、だからといってあなたに”オンラインレッスン・パーソナル”をやりましょうという話ではありません。レッスンやパーソナル指導をオンライン化出来ない人も多いはずです。また苦手だという人もいるでしょう。

個人でオンラインレッスン・パーソナルというと、ハードルが高い?

次の無料セミナーでは、そんなあなたの為にこの記事に書いた以上に、業界の動きとその対処法を皆さんに伝えたいと思います。決して、オンラインでやりましょうと言う話ではありません。

現状を未来に向ける方法・選択肢をお伝えできればと思います。

さぁ、明日も笑顔と元気で過ごしましょうね(^^)/

ABOUT ME
池田 扶実子
運動指導者でありながら、身体を動かすことよりも考えることが好き。やりたいことを形にすることが大好き。 運動指導者として35年以上・教育者として30年、ここまでがむしゃらにやってきました。 仕事を終えるその日まで、指導者の働き方改革と人々の健康を発信し、応援し続けます。